お知らせ

ジャーナリストの大塚敦子氏が来学、「犯罪学応用」で特別講義を実施

2019/01/24

12/13(木)、人間科学部「犯罪学応用」(宮園久栄教授)のゲスト講師としてジャーナリストの大塚敦子氏を招聘。
刑務所や少年院での動物介在プログラムについて、アメリカと日本の現状をお話しいただきました。

東洋学園大学_ジャーナリストの大塚敦子氏が来学

大塚さんは、国際紛争の報道カメラマンを経てドキュメンタリー分野に転向、AIDS問題等の取材経験を持つジャーナリストです。

1996年以来、約20年にわたりアメリカの刑務所や少年更生施設で実施されている介助犬育成プログラムや保護猫の社会化プログラムについて取材され、各地での講演や『犬、そして猫が生きる力をくれた』(岩波現代文庫)をはじめとする書籍執筆の傍ら、日本の少年院へのプログラム導入を働きかけるなど精力的に活動されています。

東洋学園大学_ジャーナリストの大塚敦子氏が来学

授業では、アメリカの女子刑務所で介助犬を育てる「プリズン・ペット・パートナーシップ」プログラムの紹介や、精神障害を持つ受刑者ユニットにおけるシェルターで保護された猫の社会化プログラムといった取り組みの実例と効果について、大塚さんが取材した人々のエピソードを交えながら具体的にご紹介いただきました。

東洋学園大学_ジャーナリストの大塚敦子氏が来学