お知らせ
小山ゼミによる葛飾区東金町中央自治会に向けた活動研究報告会の実施報告
2019/02/28
1/26(土)、人間科学部「人間と社会ゼミ I-2」(小山弘美講師)が葛飾区東金町中央自治会を訪問し、約半年間にわたる「地域力向上に関する調査研究」の活動研究報告会を実施しました。
小山ゼミでは、2018年夏より葛飾区と連携し東金町中央自治会役員の方々と交流をしながら地域の活動について調査・研究する官学連携プロジェクトを行っています。
今回の報告会では、まず小山講師が「地域力向上に関する調査研究―葛飾区東金町中央自治会を事例として」というタイトルでこれまでの調査研究についての総括を行いました。
その後、ゼミ生A班が「サークル活動を中心とした自治会活動の位置づけについて」というテーマで発表しました。
同班では、「新規入会のための広報活動」「多世代が参加できる環境整備」という課題を設定し、8月には太極拳、健康麻雀、ダーツという東金町中央自治会のサロン活動に実際に参加し、さらに11月には参加者に対する聞き取り調査を実施。
その結果を分析し、サロン活動の意義や今後の課題についてまとめ、発表しました。
次にゼミ生B班が「自治会活動における夕涼み会の意義について」というテーマで発表。
8月に実施され、ゼミ生がお手伝いさせていただいた「夕涼み会」について、実際に参加して感じたことや参加者の声を元に考察し、地域交流・世代間交流の場という良さと、一方で運営側にかかる負担をどう分けていくかという課題について考察・発表しました。
さらに、同自治会の活動を紹介するブックレット作成を担当している班がデザイン等の報告を行ったほか、小山講師と共同研究を行っている東京大学大学院生による人口構造分析に関する発表も行われました。
報告会には、東金町中央自治会の鈴木小史会長をはじめとする大勢の自治会役員の方々に加え、葛飾区地域振興部長の石田昌江氏や同課長の山梨智弘氏ら数名にもご参加いただき、発表後の交流会も盛り上がりました。
小山ゼミのこれまでの活動についてはこちら
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