お知らせ
「地域で働く(理論)」のゲスト講師として、社会福祉士の井上氏が来学
2019/07/31
毎回、様々な公務員や地域で働く人々をゲストに招き、地域社会における課題について学ぶ人間科学部2年次科目「地域で働く(理論)」(宮園久栄教授)。
7/10(水)は、社会福祉法人文京区社会福祉協議会で地域福祉コーディネーターを務める社会福祉士の井上倫子氏を講師にお迎えしました。
地域福祉コーディネーターとして、地域住民の課題解決や地域活動の立ち上げ・運営支援に関わっている井上氏
講義は社会福祉協議会という組織の役割、地域コーディネーターとはどのような活動をしているのか、といった基礎知識の解説からスタートしました。
さらに、福祉制度の狭間でソーシャルネットワークが保てず、社会的孤立に陥っている人々・世帯があるという社会問題について解説。
実際に井上氏が関わった文京区での事例として、子どもたちの居場所作りに取り組んだ「さきちゃんち」、「子ども食堂」をはじめ、地域住民の自主的な運営施設や互助・交流のプロジェクトについてもお話しいただき、科目名にもなっている「地域で働く」ことの多様さ、実際に働いている方々の必要性を改めて感じられる講義となりました。