お知らせ

東洋学園史料室 2012年度特集(ミニ企画展)
「最後の旧制高校 東洋高等学校 ―教養教育への挑戦―」の開始について

2012/06/12

東洋学園史料室 2012年度特集(ミニ企画展)
「最後の旧制高校 東洋高等学校 ―教養教育への挑戦―」

5月28日(月)から公開を開始しました。

旧制東洋高等学校は1947(昭和22)年から1950(昭和25)年の間、津田沼校舎に存在した理科乙類(医学部進学課程)の旧制高等学校です。
卒業生は1回生70名(男子61名・女子9名)のみながら、医学部・医科大学へ進学して医師となった者25名(うち大学教員2名)、歯科医師8名、薬剤師や理数科の学校教員、工学系大学教員や実業団野球選手など、多彩な人材を輩出しました。

旧学制の末期に、なぜ東洋学園に旧制高校が設置されたのか。旧制女子歯科医専から新制女子短大への移行期に、男女共学かつ医学部進学課程としての教養教育を行った理由は何か。
明治維新から戦後占領期の学制改革に至る高等教育の変遷を踏まえつつ、新制大学に必須とされた教養教育への「東洋学園の挑戦」を、写真と資料で解き明かします。

「最後の旧制高校 東洋高等学校 ―教養教育への挑戦―」
(2013年3月29日(金)まで)