お知らせ
グローバル・コミュニケーション学部の学生が“大槌大学”を実施
2013/08/09
8/1(木)~2(金)の2日間、グローバル・コミュニケーション学部の学生と泰松範行准教授が、
岩手県大槌町でイベント“大槌大学”を実施しました。
このイベントは、泰松准教授と泰松ゼミのゼミ生らが中心となって一昨年から開催している
熟議カフェ「ほえ~るかふぇ」をベースに企画されたもので、
本学の学生たちが専修大学の学生、東京都立広尾高等学校の生徒らと共に企画・運営を行い、
NPO法人「ピアサポートネットしぶや」、社団法人「おらが大槌夢広場」と連携して開催されました。
当日は、泰松ゼミの4年生3名、3年生3名に加え、専修大学の学生や広尾高等学校の生徒、大槌町の短大生もイベントに参加。
「大学のない大槌町に大学を」というテーマで、まずは旧安渡小学校(現在は安渡公民館)で、
泰松准教授や現代経営学部の香川敏行兼任講師(慶應義塾大学名誉教授)の講義を実施しました。
さらに、安渡公民館館長の関氏から津波発生時からこれまでの大槌町の状況と危機管理についてお話をしていただいたり、
大槌町食生活改善推進協議会(安渡地区)の方々のお手伝いをして仮設住宅で暮らす方々と一緒に昼食をとるなど、
大槌町の方々との交流を実施。
その後、被災地域でのフィールドワークを行い、そこで撮影した写真を元に、
大槌町の魅力を発信し地域活性化の方法を考える熟議形式のディスカッションを行いました。
参加した学生たちにとっては、高校生や地元の方々との交流やフィールドワークを通じて、
大学で学ぶ意味や震災復興についてそれぞれが真剣に考え、
最終日のディスカッションでは積極的に意見を述べるなど、
様々な面で成長できる2日間になったようです。