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【WEB】井上実佳教授が笹川平和財団『国際情報ネットワーク分析 IINA』に寄稿

グロコミ,研究,メディア

2024.02.19

公益財団法人 笹川平和財団(SPF)による国際情報発信のためのWebサイト『国際情報ネットワーク分析 IINA』に、グローバル・コミュニケーション学部の井上実佳教授による論考「急展開するアフリカの国際平和活動――その背景を読み解く」が掲載されました。

『急展開するアフリカの国際平和活動――その背景を読み解く』

アフリカの国際平和活動が大きな困難に直面している。国連安保理は2023年6月30日、PKOである国連マリ多面的統合安定化ミッション(MINUSMA)の即時活動停止と2023年内撤退を、12月19日には国連コンゴ民主共和国安定化ミッション(MONUSCO)の撤退に向けた段階的縮小を決定した。MINUSMAは10年、MONUSCOは24年続いた活動である。さらに、2023年12月1日には国連スーダン統合移行支援ミッション(UNITAMS)の終了も決まった。いずれもPKOの展開先であるホスト国側が受入同意を解消したためである。PKOが近年先細る中、UNITAMSのような特別政治ミッション(SPM)を通じた和平活動に期待が寄せられていただけに衝撃が走った。
(論考の冒頭部分 ※リンク先より引用)