メディア・プレスリリース
【WEB】井上実佳教授が笹川平和財団『国際情報ネットワーク分析 IINA』に寄稿
2025.03.26
公益財団法人 笹川平和財団(SPF)による国際情報発信のためのWebサイト『国際情報ネットワーク分析 IINA』に、グローバル・コミュニケーション学部の井上実佳教授による論考「アフリカにおける国連PKOの減少――国連主導からAU平和支援活動とのパートナーシップへ」が掲載されました。
アフリカにおける国連PKOの減少――国連主導からAU平和支援活動とのパートナーシップへ
アフリカは1990年代以降、国連PKOの主要な展開地域だった。アフリカ地域全体が安定化に向かっているとはいえない状況にもかかわらず、過去10年間で大幅に減少した。2014年1月には9件あったミッションが、2025年3月では5件に減少している[1]。図1にあるように、予算は約640億ドルから275億ドルへ、要員数も約88,000名から約35,000名へ減少した(2024年3月時点)。なぜこのような変化が生じたのだろうか。そして、アフリカの平和活動は今後どうなるのか。本稿では、国連PKO減少の背景とその結果生じた現状を分析したうえで、国連とアフリカ連合(AU)の平和活動におけるパートナーシップを展望する。
(論考の冒頭部分 ※リンク先より引用)