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[Web]笹川平和財団『国際情報ネットワーク分析 IINA』に井上実佳准教授の論考が掲載(6/4掲載)

グロコミ,研究,メディア

2020.06.09

6/4(木)、公益財団法人 笹川平和財団(SPF)による国際情報発信のためのWebサイト『国際情報ネットワーク分析 IINA』に、グローバル・コミュニケーション学部の井上実佳准教授による論考「アフリカにおける新型コロナウイルス―感染症の安全保障化」が掲載されました。
論考内にはグローバル・コミュニケーション学部・玉井隆専任講師の著書も引用されています。

アフリカにおける新型コロナウイルス―感染症の安全保障化

アフリカでは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が安全保障と密接に関連しながら展開している。特に、国連平和維持活動(PKO)や和平プロセス、過激派対策、難民保護への影響は顕著だ。もっとも、アフリカにおいては、感染症の流行拡大が紛争や社会不安と密接に関連しつつ進行する状況は、西・中央アフリカにおけるエボラ出血熱の例からも既視感がある。つまり、「感染症の安全保障化」は今に始まったことではない。そこで本稿では、COVID-19の感染拡大がアフリカの安全保障に及ぼす影響と対策の枠組み、さらにはグローバルな安全保障へのインパクトを指摘する。
(論考の冒頭部分 ※リンク先より引用)