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[Web]井上実佳准教授が笹川平和財団『国際情報ネットワーク分析 IINA』に寄稿(2/1)

グロコミ,研究,メディア

2021.02.02

2/1(金)、公益財団法人 笹川平和財団(SPF)による国際情報発信のためのWebサイト『国際情報ネットワーク分析 IINA』に、グローバル・コミュニケーション学部の井上実佳准教授による論考が掲載されました。
下記、記事リンクをご参照ください。

ソマリアと国際安全保障上のリスク

 「アフリカの角」に位置するソマリアをめぐって、国際安全保障上のリスクが高まっている。2020年12月に予定された議会選挙が国内政治の混乱により延期されたうえ、ソマリア政府はケニアとの国交断絶を表明した。COVID-19の感染拡大状況も十分に把握されていない。このような中、ソマリアに展開するアフリカ連合(AU)の平和活動ミッション(African Mission in Somalia: AMISOM)撤退が2021年に予定されており、米国のトランプ大統領(当時)も2020年12月にソマリア駐留の米軍撤退を決定した。これまで国際社会は、ソマリアの混乱がリージョナル、グローバルな安全保障に深刻な影響を及ぼすと認識し介入してきた。しかし、ソマリアへの関与が削減されつつある今、同国はさらなる混乱の中にある。

(論考の冒頭部分 ※リンク先より引用)