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グロコミ学部3年の井上ゼミがアフリカと日本をつなぐプロジェクトを鎌倉と本学で実施!

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2026.09.28

東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。

グローバル・コミュニケーション学部の3年井上ゼミ(井上実佳教授)では、PBL「アフリカと日本をつなぐ」プロジェクトの一環として、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学・Lennon Mhishi助教の来日に合わせ、アフリカ人研究者との交流とゲスト講義を実施しました。
今回は、5~6月に行った鎌倉案内とゲスト講義について、ゼミ生がレポートします。

高徳院の鎌倉大仏前で、レノン助教(後列中央)とゼミ生

[ゼミ生のレポート]

5/31(日)に、井上ゼミでレノン先生を鎌倉にご案内しました。
レノン先生はアフリカ南部に位置するジンバブエのご出身で、文化人類学がご専門。
鎌倉は外国人観光客にも大人気の観光地ということで、事前にゼミで訪問先やランチの場所、移動ルートなどを入念に計画しました。
当日は初対面で緊張していましたが、レノン先生の気さくなお声かけもあり、すぐに打ち解けることができました。

<ランチから始まった交流 >

日本らしい食事を楽しんでもらうため、まずは海鮮丼などが食べられるお店で昼食に。
レノン先生はうなぎに挑戦し、慣れないお箸を使いながらも「美味しい」と味わっておられました。
集合後最初のスポットだったこともあり、食事をしながらゼミ生それぞれの名前の由来や好きな音楽について話し、お互いのことを知る良い機会となりました。

昼食を囲み、交流を深めるレノン先生とゼミ生

<報国寺の竹林と抹茶体験 >

続いて訪れたのは、緑豊かな竹林に囲まれた報国寺。
苔むした石畳や、そびえ立つ竹がつくる景観は、日常とは異なる静かな空間を演出していました。
パンフレットの説明を読みながら竹林をゆっくり散策し、風に揺れる竹の葉擦れの音や木漏れ日の美しさを堪能しました。

報国寺を訪れたレノン先生とゼミ生

レノン先生は境内にいる鳥にも関心を持ち、鳥の鳴き声を録音したものを私たちに共有してくださいました。熱心に写真を撮影されていた姿も印象に残っています。

緑に包まれた報国寺の竹林

竹林を眺めながら味わった抹茶

報国寺では、抹茶も楽しみました。
日本の伝統的な作法に触れながら抹茶の風味を味わい、苦みと甘みのバランスや器の美しさにも魅力を感じました。

心地よい静寂の中で抹茶をいただくレノン先生とゼミ生たち

<鶴岡八幡宮で日本の参拝文化を体験 >

報国寺の抹茶と竹林でリラックスした私たちは、鎌倉を代表する観光スポットの一つ、鶴岡八幡宮へ。

鶴岡 八幡宮の手水舎で作法を体験するレノン先生

5月とは思えない夏日のような暑さの中、手水舎の冷たい水で少し体力が回復。
井上教授から作法のレクチャーを受けながら、楽しそうに手を清めるレノン先生の様子が印象的でした。
積み上げられた酒樽の前では記念写真も撮影し、知っている酒蔵の樽を見つけて盛り上がりました。

酒樽の前は格好の記念撮影スポット!

いざ本殿へ。
急勾配の階段を登って参拝した後は、おみくじにも挑戦しました。
レノン先生にとっては初めてのおみくじです。
大吉、中吉、小吉、凶などの意味を英語で説明する難しさを実感し、とりわけ「末吉」の微妙な位置づけを伝えるのに苦戦しました。

<小町通りで日本文化と交流>

鶴岡八幡宮を参拝した後は、小町通りへ向かいました。
通りに入ってすぐの陶器専門店では、レノン先生が家族へのお土産としてお皿をいくつか購入し、日本らしい焼き物に興味を示している姿が印象的でした。
暑さのためひと休みし、抹茶やほうじ茶など、それぞれ好きなものを注文して和の味を楽しみました。
休憩中には、私たちがアフリカの文化や音楽、暮らしのどのような点に興味を持っているのかをレノン先生に伝え、和やかな雰囲気の中で交流を深めることができました。

休憩後は再び小町通りを歩き、駅へ向かう途中のジブリショップにも立ち寄りました。
そこでもレノン先生はお子さんへのお土産を選んでおられ、家族を大切に思う姿がとても印象に残りました。

日本のポップカルチャーに興味津々のレノン先生

<高徳院で鎌倉大仏を見学 >

高徳院では、国宝である鎌倉大仏を見学。
初めて大仏を見るレノン先生は、その迫力に驚いていました。
正面だけでなく横や後ろにも回り込み、さまざまな角度から熱心に観察していた姿がとても印象に残っています。
全員で写真や動画も撮影し、良い思い出となりました。

日本の歴史や文化に直接触れることができ、レノン先生だけでなく、私たちにとってもあらためて日本文化を見つめる良い機会となりました。

鎌倉大仏をさまざまな角度から見学するレノン先生

<レノン先生によるゲスト講義 >

翌日の6/1(月)はレノン先生によるゲスト講義を実施。
レノン先生は、ご自身の研究テーマである音楽や博物館におけるアフリカの表象、アフリカン・ディアスポラ※について、とても分かりやすく講義してくださいました。
学部科目の履修生や他のゼミ生、学内関係者も参加する中、活発に質問が飛び出し、有意義な機会となりました。

※註/アフリカン・ディアスポラ:本人や家族の生まれ育ったアフリカから離れ、別の国や地域で生活する人々・共同体。

音源や画像を織り交ぜ、講義をするレノン先生

講義終了後、ゼミでレノン先生を大学近くのファミリーレストランへご案内し、日本の身近なカルチャーも紹介することができました。

井上教授は、レノン先生との交流を終えて、「アフリカの楽しい・素晴らしい面を学生にたくさん知ってほしいと思っている中、レノン先生との交流はゼミ生にとって自分たちの文化を再発見する機会にもなったようです」と振り返ります。
ゼミのPBL「アフリカと日本をつなぐ」プロジェクトは、今後も続きます!