Academic Life & Research
教育・研究
三条の魅力を東京で売る一品に。堀口ゼミ×ZEN大学が挑む商品開発プロジェクト始動
2026.10.01
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
人間科学部「臨床心理学ゼミ」(堀口真宏教授)が、総務省「ふるさとミライカレッジモデル」(令和8年度)に採択された、新潟県三条市との連携プロジェクトに参画。
学生が地域の担い手として商店街再生に挑む実践型プログラム「三条中央商店街再生プロジェクト 〜まちづくり×ビジネス開発プログラム〜」と題し、今後半年をかけてZEN大学の学生と力を合わせ、「三条の魅力を伝える食品を開発し、販売する」ことをめざしています。
本記事では、8/18(火)〜21(金)に新潟県三条市で行われた堀口ゼミのフィールドワークをレポートします!

【1日目】
今回のプロジェクトでは、新潟県三条市の商店街にある「空き店舗」を拠点に、農産物や名産品をはじめとする地域資源を活かした商品開発から実際の販売検証まで行います。
JR北三条駅に集合した堀口ゼミ一行は、公募・選抜で参加するZEN大学の学生5名や、プロジェクトを支えるコーディネーター・メンターと合流し、主管課である三条市地域経営課へご挨拶。
空き家を活用してリノベーションされた宿「ここんち」にチェックインした後、活動拠点「TREE」で自己紹介を行い、地元企業・株式会社プラスワイズの中川勇太社長から商品企画・開発のレクチャーを受けました。

その後は対象エリアである一ノ木戸商店街・三条中央商店街を歩いて街の雰囲気を体感。
夜はもうひとつの拠点「omamori」で懇親会を開き、大学の垣根を越えた交流のスタートを切りました。



【2日目】
この日は朝から、三条市の歴史を探索。
名誉市民を紹介する施設「ほまれあ」や三条市歴史民俗産業史料館を訪ね、学芸員の解説から早くも商品開発のヒントを得た学生もいました。
続いて、古くから全国に知られる「金物のまち三条」の鍛冶技術を体験するため、伝統技術の伝承を担う「三条鍛冶道場」を訪問。
熱した和釘を叩いて磨き上げ、世界にひとつだけのペーパーナイフづくりに挑戦しました。

鍛冶体験で仕上げたペーパーナイフ
学生たちにとっては初めての鍛冶体験、火の熱さや機械の勢いに驚きながらも、5人全員が完成させた一本を誇らしげに見せてくれました。
午後は商店街へと戻り、10月以降の活動拠点となる「旧小川洋装店」の改装DIYへ。

旧小川洋装店の改装DIY
棚の運び出しやカーペットの撤去、壁の塗装まで、暑さと埃のなか汗をかきながら拠点づくりに取り組みました。
【3日目】
午前中は2班に分かれ、メンターとともに、プロジェクトの舞台となる三条中央商店街・一ノ木戸商店街の店舗へご挨拶。
和菓子店やカフェ、パン屋など飲食を扱うお店を中心に巡り、店主から主力商品や客層についてのお話を伺いました。

商店街の店舗でのヒアリング
午後は各自で自由にヒアリングを重ね、翌日のプレゼンテーション(商品アイデアの発表)に向けて構想を練りました。

【4日目】
最終日は「東京で売る」「三条に興味を持ってもらう」をコンセプトに、参加者10名が一人2分間のプレゼンテーションを実施。
発表を聞いていただいたコーディネーターや(株)プラスワイズ・中川社長からは、商品化の実現性を軸にコメントが寄せられました。
その後、今後の商品開発を担うチーム分けが行われ、次回10月のフィールドワークまでに「食品を試作できる段階までアイデアを練り上げる」という宿題が出されました。

商品アイデアを発表する学生
ご協力いただいた皆様との再会を約束して、三条市を後にした学生たち。
彼らが練り上げたアイデアが、どんな一品となって形になっていくのか。今後の展開にご期待ください。