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“ゴミプロ”がPETボトルキャップリサイクルの産学連携プロジェクトに参画
2022.10.18
この秋サークル化した公認学生団体「ゴミゼロサークル」が進める『日本一ゴミの出ない大学プロジェクト(通称“ゴミプロ”)』が、アサヒグループジャパン株式会社とアサヒユウアス株式会社が主宰するプラスチックのリサイクル活動をテーマとした産学連携プロジェクト「MUP」(MOTTAINAI UPCYCLE PROJECT)に参画。
秋学期よりキャンパス内にPETボトルキャップ回収ボックスを設置しました。
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新メンバーを迎えた”ゴミプロ”メンバー
「MUP」は、大学のキャンパスなどにプラスチック容器の回収BOXを設置し、回収・選別・再資源化を行ってリサイクルペレットにした上で、製品として再生し循環させることを目指す産学連携プロジェクト。
これまで回収の仕組みが無く、水平リサイクルの技術も確立していないPETボトルキャップを回収することで焼却処理によるCO2削減に取り組みます。
この活動にはすでに麻布大学、上智大学、清泉女子大学、大正大学、千葉大学、東京海洋大学が参画していて、産学連携・大学間連携でプロジェクトを進めています。
“ゴミプロ”メンバーたちは、夏休みも毎週集まって学内のどこにPETボトルキャップ回収ボックスを設置するかなどを検討。
アサヒユウアス(株)に提供いただいた透明の回収ボックスを3箇所に設置したほか、旧流山キャンパスで使われ廃棄予定だったゴミ箱をリユースした回収ボックスも学内各所に配置しました。


続々とキャップが集まる4・5号館1階の回収ボックス
9月には、メンバー3名が埼玉県春日部市にあるキャップ回収・リサイクル会社の工場見学にも参加。
他大学の学生と一緒に、集められたキャップが洗浄され、砕いてペレット状になる様子を見学し、新しい製品にアップサイクルされる工程を学びました。

回収された大量のPETボトルキャップ(撮影:ゴミゼロサークル学生)

砕かれたキャップが洗浄される工程(撮影:ゴミゼロサークル学生)

ペレット状になったキャップ(撮影:ゴミゼロサークル学生)
参加した学生からは「自分たちが集めたキャップがどうなるのか実際に見ることができて勉強になったし、これからの活動するにあたってとても刺激になった」「コンタクトレンズの空ケースの回収・リサイクルなどまだまだ知らないことがあると実感し、私たちにできることは何か、さらに考えたいと思った」という感想が。
”ゴミプロ”は、今後も身近なプラスチックリサイクル活動に取り組むほか、さらなる企業連携や地域連携に挑戦していく予定です。