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[学生取材班]区役所、小学校、消防署、住民が連携・交流。湯島小学校の共同防災訓練をワースタが取材

地域間連携,キャンパスライフ

2023.11.15

10/28(土)、文京区立湯島小学校で実施された共同企画防災訓練「防災で湯島とつなぐウクライナII」に、本学ワーク・スタディ・スタッフの鈴木愛羅さん(グローバル・コミュニケーション学部4年)と荒木玲奈さん(同3年)が参加。
2人は地域広報紙「湯島・本郷町連だより」の学生記者として、防災意識の向上やウクライナの現状を知るための活動を取材しました。

イベントに参加していたウクライナ出身者を取材する荒木さん(左)と鈴木さん(中央)

<ワースタの現地レポート>

10/28(土)私たちは湯島小学校で開催された、防災イベントの『防災で湯島と繋ぐウクライナII』を取材しました。

大型の地震発生が懸念されている日本と、現在厳しい生活を強いられているウクライナ。このイベントは、ウクライナの方々と湯島の人たちとの交流を兼ねて企画された共同防災訓練です。防災意識の向上とともにウクライナの現状を少しでも知ってもらうことを目的として開催されました。近所の子どもたちやウクライナと関わりのある人々が集まりました。

防災訓練の一環として、起震車・煙ハウス・初期消火の体験やウクライナとの文化交流として、日本の子ども神輿、ウクライナのダンス体験も行われました。
また、防災訓練と文化交流の間にクレヨンお絵かきボードへのお絵かきタイムを設け、日本の人々とウクライナの人々が時間と空間を共有し、参加者は自分が思う平和を描きました。

取材中にも、希望と平和を込めたボード(右奥)にメッセージを書き込む方々が

私たちは、運営に携わっていた避難所協議会の方、ボランティアサークル「kodomons(コドモンズ)の方々やホルンを演奏する学生グループCortet(コルテット)のメンバー、お囃子付き子ども神輿を盛り上げる湯島はやし連の演奏者 、そしてウクライナの方々に、防災訓練を行うことの意義や当日の感想を取材しました。

運営に携わった町連だより担当の学生(右)

ホルンサークルCortetのメンバー(左)

取材をしていて、取材を受けてくれた方々全員が世界中の平和を望んでいたことが印象的でした。

お囃子を演奏した「湯島はやし連」にもインタビュー

ウクライナ出身者の声もたくさん取材

参加していた子どもたちの「楽しかった」という声を聞き、取材をしていた私たちの心も温かくなりました。
また、参加者の防災意識がより一層高まったイベントだと感じたとともに、今回のイベントで体験したようなことが実際に起こって欲しくないと心から思いました。もしも災害が起きてしまっても、このイベントでの出来事が活きてくれることを願います。

(取材・撮影・執筆  /ワースタ:鈴木愛羅、荒木玲奈)