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東京駅、上野駅エリアで添乗員業務を体験。「旅程管理主任者資格講座」実地研修報告
2025.03.07
東洋学園大学では、キャリア支援の一環として観光ビジネス系の資格取得講座を開催し、受講を推奨しています。
1/28(火)~30(木)、春休みの「旅程管理主任者(ツアーコンダクター)資格講座」を実施しました。
資格講座は3日間にわたり、最初の2日間で法令、約款、国内添乗実務についての講義を開催。
テキストに沿いつつ、講師の添乗員時代のご経験から学ぶ実践的な講義が展開されました。
講義後に行われたテストは全員合格!見事に、参加者全員が修了となりました。

3日目は添乗員業務についての実地研修を開催。
今回は「駅ターミナル」をテーマに、東京駅近郊、上野駅近郊で実施しました。

参加者は朝10時に東京駅八重洲北口に集合。
まずは現役のベテラン添乗員である講師から、駅構内の案内図を受け取り、東京駅やその周辺の地理、旅行におけるポイントについて説明を受けました。

続いて、いよいよ添乗員業務の体験がスタート。
学生の中から添乗員役を決めて、バスターミナル(団体旅行バスの集合場所)へ移動しました。
講師からは「団体旅行を引率する際、どこにどのようにツアー客をまとめるか」という課題が出され、学生たちは周囲を見渡しながらそれぞれの考えを述べ、レクチャーを受けました。

その後、丸の内北口へ移動し、丸の内エリアについての説明を受けました。

研修は順調に進み、一行は皇居エリアへと移動。
観光バスが多く停まっている様子、皇居前に多くの外国人旅行客が集まる様子を見学することで、インバウンドの現状を肌で感じられる機会となりました。


丸の内エリアに戻った一行は、「はとバス」の乗り場や八重洲口鍛冶橋駐車場(八重洲南口)を視察し、ランチのために上野駅へと移動。
人出が少なかった丸の内エリアとは対照的に、上野駅周辺は多くの人で賑わっていました。

ここでは、添乗員の業務である「入場券の購入・配布」の体験や観光スポットとしての視察を兼ねて国立西洋美術館の常設展を鑑賞。

さらに、上野駅構内(新幹線発着のターミナル駅)やアメ横も散策しました。

集合場所を間違えるハプニングもありましたが、最終的には全員が合流して無事に研修を終えることができました。
参加した学生からは、「3日間があっという間だった」「2日間の講義に加え、実際にバスの発着場所見学や添乗員の体験を通じて、たくさん学ぶことができた」「独学では学べないことがたくさん学べて楽しかった。ツアーコンダクターのアルバイトも経験してみたい」など、充実した研修を通じて今後につながる経験ができたとの感想が多く上がりました。