Campus Life News
キャンパスライフ ニュース
[硬式野球部]悲願の初優勝まで一歩届かず。秋季リーグ戦2位で全日程を終了
2021.11.11
多くの試合が無観客試合となった、今季の東京新大学野球連盟秋季リーグ戦(2部)。
雨天の影響もあり約2か月間にわたる長い日程となりましたが、11/7(日)の最終戦をもって全日程が終了しました。

最終戦後の集合写真
東京新大学野球連盟には1部から4部の23大学が所属、今季は1部7大学、2部6大学、3部6大学、4部4大学となっており、本学は2部に所属しています。
2部では各大学が2試合ずつの総当たり戦(1大学10試合)を行い、勝率で順位を決定します。
本学硬式野球部は7勝3敗の2位と健闘、春季リーグ戦より順位をひとつ上げる結果となりました。
全10戦の様子をダイジェストでご紹介します。
9/11(土)、雨天の影響で2部リーグ戦の開幕試合となった初戦は高千穂大学と対戦。
主戦の青田投手(4年・成立学園高)が7回まで1失点と好投し、8回から池田投手(3年・都立篠崎高)につなぎます。
打線は4回に矢野選手(2年・拓大紅陵高)の犠飛、5回にも清水選手(2年・狭山清陵高)の犠飛などで7回までに3点を奪いリードすると、リリーフした池田投手が持ち前の速球で8回、9回を抑え3-1で勝利しました。

初戦から安定した投球を披露したエースの青田投手
翌日に行われた都立大学との試合は中盤に突き放され1-5と敗戦しますが、9/19(日)の淑徳大埼玉には8-1(7回コールド)、9/23(祝)の工学院大には9-4,10/9(土)の日大生物資源科学部には7-0(8回コールド)と快勝し、前半戦を4勝1敗の首位で折り返します。
しかし10/10(日)の第6戦となる高千穂大戦では、8回に齋藤(圭)選手(4年・叡明高)がソロ本塁打を放つなど食い下がりますが、その後打線がつながらず2-4と敗戦。
本学と高千穂大、都立大の3大学が2敗で並ぶ混戦となります。

齋藤(圭)選手、意地の本塁打

10/16(土)の第7戦は、淑徳大埼玉との対戦。
7回まで3-3の同点と緊迫した試合でしたが、同率首位を維持するためにも負けられない本学は、8回に1点、9回には清水選手のタイムリー二塁打で貴重な追加点を挙げ、5-3と辛勝。
2敗を守ります。
10/31(日)第8戦の工学院大戦は、7回表に同点に追いつかれ3-3となります。
前試合同様、しびれる展開となりましたが、その裏に打線が爆発!
長澤選手(2年・蓮田松韻高)の2点タイムリーや矢野選手の2打席連続タイムリーなどで一挙5点と試合を決め8-4と勝利します。
11/3(祝)第9戦となる試合は、高千穂大に勝利し2敗を守った都立大学との実質優勝決定戦。
この試合7勝2敗で最終戦を迎える都立大学は勝てば優勝、本学は勝って最終戦に勝利すれば優勝となる天王山の一戦となります。
先発の高坂投手(3年・佼成学園高)は丁寧に打者を打ち取っていきますが、相手の2番打者に2打席連続のソロ本塁打を浴びてしまいます。
打線の援護もなく、6回までで0-2と苦しい展開となります。
その後、7回に矢野選手のタイムリーで1点差に詰め寄りますが、相手投手の緩急ある投球に翻弄されそのままゲームセット。
1-2で都立大が優勝し、悲願の2部初優勝はなりませんでした。
残念ながら消化試合となった11/7(日)の日大生物戦では、投手6人の継投に加えて打線も奮起。
今季最多得点10-0の7回コールドで快勝し、今季を締めくくりました。

檄を飛ばしながらチームを牽引した宮澤主将
最終戦後には、この試合を最後に引退となる4年生の挨拶がありました。
野球継続の道を選ぶ選手、一般就職で長年続けてきた野球に一区切りつける選手など進路は様々ですが、4年間一緒に過ごしてきた仲間や指導者への感謝の言葉、2部優勝・1部昇格を果たせなかった悔恨の念、後輩たちへ思いを託すエールの言葉など、一人ひとりが心からの言葉で挨拶し、グラウンドを去りました。

チームの運営に貢献した小山主務(4年・岐阜聖徳学園高)

選手たちを支え続けた土橋マネージャー(4年・新栄高)
◎東洋学園大学 硬式野球部 2021年度秋季リーグ試合結果
7勝3敗 第2位
9/11(土) 対高千穂大学 3対1 〇
9/12(日) 対東京都立大学 1対5
9/19(日) 対淑徳大学埼玉キャンパス 8対1 (7回コールド)〇
9/23(祝) 対工学院大学 9対4 〇
10/9(土) 対日本大学生物資源科学部 7対0 (8回コールド)〇
10/10(日) 対高千穂大学 2対4
10/16(日) 対淑徳大学埼玉キャンパス 5対3 〇
10/31(土) 対工学院大学 8対4 〇
11/3(祝) 対東京都立大学 1対2
11/7(日) 対日本大学生物資源科学部 10対0 (7回コールド) 〇