教育目標と3つのポリシー(教育方針)
人間科学部

東洋学園大学のミッション

東洋学園大学は、自らの関心に応じた専門分野の深い学びを内包する豊かなリベラル・アーツ教育を通じて、課題を探究する楽しさを知り、生涯柔軟に学び続け、変動するグローバル社会の一員として主体的に役割を果たせるよう、複雑化する時代を生き抜く力をもつ国際人の育成を目指す。

人間科学部

教育目標

「心」「身体」「社会」についての科学である「人間科学」を多角的かつ総合的に学び、「人を支える人」として社会に貢献できる人材を育てる。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)

人間科学部人間科学科では、以下の能力を身につけ、学則に定める卒業要件を満たした者に対し、卒業を認定し、学士(心理学)の学位を授与する。

  1. 「心」の科学としての心理学の知識を活かして、人間関係を調整し、心や身体の発達に関する知識を得て、その支援に貢献する能力
  2. 「身体」の科学としてのスポーツ科学・健康科学の知識を活かして、スポーツ競技力向上や人々の健康増進に寄与する能力
  3. 「社会」の科学としての社会科学の知識を活かして、地域や社会の課題に気づき、その解決策を提案できる能力
  4. 幅広い教養と実践的な英語運用能力を活かして、「心」「身体」「社会」についての多角的・総合的な知識をもとに、グローバル社会の多様な人々を支援できる能力

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施に関する方針)

人間科学部人間科学科は、ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)に示した知識・能力を総合的に身につけている学生を育成するために、3つのコースを用意し、全学共通の「基本教育科目」と各コース及びコース共通の「専門教育科目」からなるカリキュラムを編成する。教育内容、教育方法、教育評価についての方針は、以下の通りである。

  1. 教育内容
    1. 全学共通の「基本教育科目」として、大学の学びへの適応力を養い、実践的な語学能力や情報処理能力を獲得し、幅広い知識と教養を身に付け、キャリア形成の意欲を引き出すことを目的とする科目を置く。
    2. 人間科学部の「専門教育科目」は、「心理・カウンセリングコース」「スポーツ健康コース」「地域創造コース(人間社会コース)」の3コースに配置された科目と、コース共通の科目で構成する。
      「心理・カウンセリングコース」には、心のしくみや働き、カウンセリングなどの心理的な支援方法を学ぶための科目を置く。「スポーツ健康コース」には、スポーツ科学を軸に、身体と心の健康の維持や増進に寄与するための知識と技術を身につけるための科目を置く。「地域創造コース(人間社会コース)」には、社会学を軸に地域や社会の課題に気づき、その解決策を導き出す力を養う科目を置く。さらに、人間についての総合的・科学的な学びに対応したコース共通の科目を置く。
    3. 「専門教育科目」は、「専門基礎科目」(1・2年次)、「専門基幹科目」(2・3年次)、「専門展開科目」(2・3・4年次)で構成する。「専門基礎科目」は、人間科学の基礎となる科目や各コースの導入となる科目である。「専門基幹科目」は、コースに対応した専門的な内容について学ぶ科目である。「専門展開科目」は、より専門性の高い内容や複合的な内容について学ぶ。これにより、1年次より専門的な学びを段階的・体系的に積み上げていく。
    4. 1年次の「教養基礎演習A・B」、2年次の「人間科学基礎演習A・B」、3年次の「専門応用演習」、4年次の「卒業研究演習」と段階的に置かれた必修の演習科目を通じて、「読む」「書く」「聴く」「話す」という基礎技術から、文献講読・調査やデータ収集の技能、論理的思考に基づく論文作成技法を育成し、4年次に必修の「卒業論文」の提出を課す。
    5. 「専門教育科目」に、大学での学びの成果の一つとしての各種資格に対応した科目を配置する。取得を目指せる資格には、「公認心理師」「認定心理士」「ピアヘルパー」「教育カウンセラー補」「健康運動実践指導者」「公認スポーツ指導者(コーチングアシスタント<旧・スポーツリーダー>、ジュニアスポーツ指導員、公認テニスコーチ1<旧・公認テニス指導員>または公認テニスコーチ2、スポーツプログラマー)」「児童指導員」「社会福祉主事」がある。また、「臨床心理士」資格の指定大学院の受験や、「保育士」国家資格試験を支援する科目を置き、社会の幅広い分野で活躍できるよう支援する。
  2. 教育方法
    1. 人間科学部では年間40単位(春学期の上限20単位)のCAP制を設け、それぞれの科目に十分な学修時間を確保するとともに、4年をかけて学びを深められるようにする。
    2. 『人間科学部の学びの手帳』で履修モデルを提示し、基礎から応用へと段階的に学べるように配置している「専門教育科目」を、学生自身の学びのニーズに対応して履修できるようにする。
    3. 1年次から4年次までの演習を中心としてアクティブラーニングを積極的に導入し、グループ学習やディスカッションなどを通じて、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力の育成を図ることで、グローバル社会を生き抜く力を身につけられるようにする。
    4. 4年間の「専門教育科目」を中心とする学びの総括として、先行研究の文献講読・調査をふまえつつ、人間科学の課題について自ら問いを立て、実験・調査などの手法を用いてデータを収集し、論理的に問いへの答えを導くというプロセスをサポートし、卒業論文を完成させる。
    5. 各種資格について積極的にガイダンスを実施するとともに、資格試験準備のための個別指導や少人数の学習を展開することで、資格取得を意識した教育を展開する。
  3. 教育評価
    1. 学生個人の4年間の総合的な学修の成果については、必修の卒業論文を担当教員が適切に指導・評価することにより、ディプロマ・ポリシーで示された知識・能力の達成状況を評価する。
    2. 人間科学部の教育の成果としては、「公認心理師」「認定心理士」「臨床心理士」「心理学検定」を中心とする心理系の資格、「健康運動実践指導者」「公認スポーツ指導者」を中心とするスポーツ系の資格、福祉系の資格や公務員試験、大学院進学などへの学生の取り組み状況を評価の指標とする。
    3. 人間科学部のカリキュラムの評価については、専門教育科目の履修者数のバランス、授業アンケートにおける科目内容やシラバスに関する評価、卒業時の学生生活全般に対するアンケートにおける専門教育に関する評価などを、カリキュラム改善の指標とする。

アドミッション・ポリシー(入学者選抜方針)

人間科学部人間科学科では、以下の資質・意欲を備えた学生を、各種選抜試験を通じて受け入れる。

  1. 高等学校の教育課程において、人間科学科の教育内容の理解に必要な基礎的な知識・技能を修得している人
  2. 「心」「身体」「社会」の観点から、人間について深く理解したいという意欲を持っている人
  3. 人間を取り巻くさまざまな問題について関心をもち、その解決に向けて自ら考え、意見を述べる意欲を持っている人
  4. 学んだ知識や経験をグローバル社会の中で活かし、「人を支える人」として貢献したいという意欲を持っている人