お知らせ

大学院セミナー第2回「女性が海外で働くということ」(講師:横山和子教授)の模様

2016/10/27

10/23(日)、2016年の第2回目となる東洋学園大学大学院セミナーが行われました。

東洋学園大学_2016大学院セミナー第2回

今年度の大学院セミナーは、“女性の学び直しとキャリアアップ”を統一テーマに、仕事や海外経験、家庭との両立など、多様な環境で自分らしく輝いてきた経験を持つ3人の女性教員が講師を担当。
これからの時代における女性のキャリアやライフプランを考えるという内容です。

第2回目は、「女性が海外で働くということ」というテーマで現代経営学部の横山和子教授・大学院研究科長が講師を務めました。 

東洋学園大学_2016大学院経営セミナー第2回_横山和子教授

国際公務員としてのキャリアを持つ横山教授は、自身が研究した国連日本人職員のキャリアに関する研究内容に加え、専門学校や短大を卒業後、海外で学び直して国際公務員をはじめとしたグローバルなキャリアをスタートさせた女性たちや、30代でタイ・バンコクに会社を設立した女性など、さまざまな実例を紹介しながら、海外でキャリアを積むことに成功した人々のきっかけや周囲の状況などについて分析・解説しました。

東洋学園大学_2016大学院経営セミナー第2回

その上で、現状、日本人女性は男性と比べて起業時の年齢が高いこと、起業時の資金調達方法として男性は投資を積極的に利用し女性は自らの貯蓄を利用する傾向にあること、女性の場合は会計など専門的なビジネススキルを持っていることが大きな強みになることなど、キャリア形成方法が男性と女性で異なっていることを説明。
近い将来、男女のキャリア形成方法が近づくだろうという見通しについても解説し、グローバル化が進む社会で、女性たちがどのようにキャリアを形成していくか、という大きな課題に対するヒントが詰まったセミナーとなりました。

次回は12/11(日)、「女性がキャリアを積むということ」というテーマで、原田規梭子学長が講師を務めます。
セミナーは予約不要・参加無料(子ども同伴可)で、どなたでもご参加いただけます。
ぜひお越しください。

大学院経営セミナー|東洋学園大学