Campus Life News
キャンパスライフ ニュース

[硬式野球部]プレーオフは完封勝利。リーグ戦は4位で閉幕。

TOGAKUスポーツ

2019.11.14

東京新大学野球連盟の2019年秋季リーグ戦(2部)は、11/9(土)に同率で並んだ3位以下4チームによる順位決定トーナメント(プレーオフ)が行われました。4チームによる敗者だけが残るトーナメントで、敗者は翌日の最下位決定戦となり、そこで負ければ3部との入れ替え戦に進みます。初戦勝者同志の3・4位決定戦は行わず、今年度の春季リーグ戦の結果を加味したうえで順位が確定します。
本学の順位決定トーナメント戦の対戦相手は日大生物資源科学部、4年生にとっても勝てば最終戦となるこの試合は特別なもの。その集大成となる試合で4年生が投打に躍動し、見事完封勝利で最終戦を飾りました。
先発は先週の駿河台大戦で好投したエースの佐野投手(4年・岩倉高)が登板しました。
佐野投手は初回表に相手2番打者にヒットを許すものの、3・4番を打ち取り攻撃への流れを作ります。するとその裏、この日5打数4安打と大活躍の中村選手(4年・新栄高)が一死からヒットで出塁しチャンスを作ると、4番の谷石選手(4年・川崎北高)のタイムリーで中村選手が生還、1点を先制します。

4安打の中村選手 (撮影:1期OB 渡邉健太さん)

先制タイムリーの谷石選手 (撮影:1期OB 渡邉健太さん)

2回以降、佐野投手は毎回ランナーを背負う我慢の投球が続きましたが、1点差と緊迫した流れのなか、5回まで要所を締め相手に得点を与えません。

打線はエースの好投に応えるため、5回裏に中村選手が二死からしぶとく内野安打で出塁すると、すかさず盗塁を決め二死二塁とします。次の得点が試合の流れを大きく左右するところで次打者の打球はピッチャーフライ、二塁から中村選手が全力で走っていたところ相手投手がフライを落球しホームイン、中村選手のあきらめない走塁が貴重な追加点を生みました。
追加点をもらった佐野投手は6回からはエースの貫禄で圧巻の投球。8回まで無安打と完璧におさえこみます。

打線は6回裏に高野選手(4年・足立西高)の二塁打と髙嶋選手(4年・日本文理高)の連打でチャンスを作りますが後続が倒れ無得点となります。しかし8回裏、試合を決める一打が出ます。この回先頭の三戸選手(3年・横浜高)がヒットで出塁すると、二死から四球二つで満塁となります。ここで1番打者の渡邊(陸)選手(3年・横浜高)がレフトオーバーの二塁打で満塁の走者が一掃、3点を追加し5-0とします。

高野選手が2塁打でチャンスメイク (撮影:1期OB 渡邉健太さん)

9回もマウンドに上がった佐野投手は、大学最後の投球を楽しむかのように躍動。最終回も無失点とし見事完封勝利で最終マウンドを飾りました。また、エースを完封に導いた小澤捕手(4年・日本文理高)の好リードもこの試合では大きなポイントとなりました。

最終戦で見事な完封勝利の佐野投手 (撮影:1期OB 渡邉健太さん)

小澤捕手の好リードが完封に導く (撮影:1期OB 渡邉健太さん)

これで本学の今季すべての日程が終了となり、プレーオフのもう1試合で勝利した首都大学東京と並びましたが、春季リーグ戦の順位が下位の本学が4位と確定しました。
試合後、野球部を引退することになった4年生一人ひとりから挨拶がありました。監督やコーチへの感謝の言葉や果たせなかった1部昇格の目標を後輩に託しながら、4年間の大学野球生活を振り返っていました。

新チームは来春の二部優勝、一部昇格を目指し新体制で始動します。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。

髙嶋主将の挨拶

 


◎東洋学園大学 硬式野球部の試合結果

最終順位4位(東京新大学野球連盟の2019年秋季リーグ戦2部)
9/7 (日) 対日本工業大学 8対1(8回コールド) 〇
9/14(土)  対駿河台大学 2対7
9/15(日) 対日大生物資源科学部 6対7
9/21(土) 対首都大学東京 3対6
9/28(土) 対高千穂大学 4対6
9/29(日) 対日本工業大学 6対5 〇
10/6(日) 対日大生物資源科学部 4対0 〇
10/20(日) 対首都大学東京 3対8
10/26(土) 対高千穂大学 2対3
11/2(土) 対駿河台大学 0対1
11/9(土) 対日大生物資源科学部 5対0 〇 (順位決定戦)