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大学の課題を解決するアイデアを得るために。安藤ゼミ×FIREBUGでブリーフィングを実施

産官学連携,現代経営

2023.06.02

現代経営学部「新商品開発・デザインゼミ」(安藤拓生准教授)は、タレントエンパワーメントパートナーとして様々なコンテンツ・マーケティングソリューションを手掛ける株式会社FIREBUGと連携し、「東洋学園大学の認知度向上」を目的とした連携プロジェクトを行っています。
5/29(月)、同社の永田広貴氏、井出大貴氏、田嶋里菜氏、田中麻美氏をお招きし、ゼミ生によるブリーフィングを実施、大学が抱える課題についての認識をすり合わせました。

株式会社宣伝会議が運営する、広告界のニュース&情報プラットフォーム「AdverTimes.(アドタイ)」と(株)FIREBUGとの共同企画「タレント考告ラボ」の取り組みの一環である今回のプロジェクト。
安藤ゼミは、(株)FIREBUGに企画を発注する「クライアント(顧客)」の立場を担当します。

同ゼミにとって、「クライアント」の立場に立つプロジェクトは初の試み。
効果的なブリーフィングを行うため、立地や活動に関する競合大学との比較、入試方法や受験生の傾向の調査、本学の強みや弱みの洗い出しを約1カ月かけて丁寧に行ってきました。

本学入試広報センター相川部長とのプレブリーフィングの様子

5/29(月)のブリーフィング当日、まずゼミ生が本学の「プロモーション目標」「ターゲットカスタマー」「訴求ポイント・キーメッセージ」を説明。
「一般入試を受験予定の都内高校生」をターゲットとした案と、「総合型選抜入試を受験予定の地方高校生」をターゲットとした2案を挙げました。

ゼミ生によるブリーフィングの後は、(株)FIREBUGメンバーとのディスカッションタイムに。
同社からは、「2015年頃から志願者率が増えた理由は?」「最近、志願者数が減少している要因は?」「高校生の時、東洋学園大学をどのように知った?」など、大学が抱える課題の背景を捉え、解決策を練るための鋭い質問が飛び、ゼミ生を交えた活発なディスカッションが行われました。

授業後半には、(株)FIREBUGの事業紹介が行われました。
これまで同社がプロデュースを手掛けた企業の紹介や、YouTuber・タレントを起用して事業を成功させた事例にゼミ生たちは興味津々の様子。

授業後には、ゼミ生が積極的に(株)FIREBUGメンバーのもとを訪れて名刺交換をしたり、仕事や業界についてヒアリングする様子が見られました。

今後、本プロジェクトでは、今回のブリーフィングを踏まえた(株)FIREBUGからの提案を受け、実現に向けた活動を進めていく予定です。