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現場視点で教育課題や教師像を考える。教職課程履修者向け特別講義を実施
2023.11.21
11/9(木)、英語コミュニケーション学科の教職課程を履修する学生を対象とした特別講義を実施。
東京都教育庁指導部義務教育指導課統括指導主事の早川裕之氏を講師としてお招きし、教師として求められる力や東京都の教育課題についてお話しいただきました。


早川氏
特別講義ではまず、早川氏から「あなたはどんな教師になりたいですか?」という質問が。
学生からは「子どもの気持ちに寄り添うイメージ」という意見が多くあがりました。
早川氏は「東京都の教育に求められている教師像では、学生が出したものに加えて、組織人として互いに協働できる教師像も掲げられている」「(学生たちが)イメージしなかった分、意識すれば伸びる部分でもある」と述べました。

学生同士がどんな教師になりたいかお互いに意見を出し合う
その後、東京都の教育課題や外国語科の指導、小中学校の接続を意識した外国語教育について詳しく解説いただきました。

小中学校の外国語教育における目標のキーワードを考える
講義の最後には、早川氏から「教科書に沿うだけの英語教育ではうまくいかない。英語を使う場面、目的、状況を意識した、良い授業を作ってほしい」と学生たちへアドバイスが送られました。
質疑応答では、「生徒の不安を感じ取るにはどうすればいいか?」など、学生たちから教育現場を想定した具体的な質問があがり、早川氏から丁寧に回答いただきました。