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英コミ

現役教員が語る、「生徒が参加したくなる英語授業と教員の実務」とは。「教職概論」でゲスト講義

英コミ

2023.12.19

11/29(水)、英語コミュニケーション学科の教職課程履修生を対象に特別講義を実施。
東京大学教育学部附属中等教育学校をはじめ、7つの学校で英語教諭として勤務経験を持つ松村厚子氏を講師に迎え、英語の授業方式や教員の実務について、ご自身の体験談とともにお話しいただきました。

松村氏

講義前半は、松村氏が過去に教育現場で取り入れてきた英語の授業方式を解説。
身体を使った表現とともに英語を教える方法や、「多読」を用いて英語に浸る教授方法など、実際に授業を受けた生徒の興味を惹いた英語授業や教授法を紹介しました。

講義の後半には、教員の1日のスケジュールや年間スケジュールなど様々な資料を基に具体的な情報を織り交ぜながら、教員の実務を詳しく説明。
生徒との関りのほか、親や教育実習生の対応、生徒指導、部活動、資料作成、会議といった多岐にわたる業務の実態をお話しいただきました。

講義後には、学生から「なぜ教員を目指したのか」「教員という激務を続けられた原動力は何か」といった質問や、教員の実務に関する多数の質問が。
松村氏からは、実体験に基づく丁寧な回答をいただきました。

最後に、教員を目指す学生たちが抱く不安に対して、「教員は大変な職業であるのは今も昔も同じであるが、同じように変わらず素晴らしい職業。必要に応じて周りのサポートを得て、自信をもってやればきっとうまくいく。」とエールを送った松村氏。
教員を目指す学生たちにとって、リアルな教員の仕事内容を知る貴重な機会となりました。