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地域と協力し、安全を守る消防士の仕事とは。「地域ではたらく」でゲスト講義
2024.01.11
人間科学部の「地域ではたらく」(宮園久栄教授)では、さまざまなゲストを講師に招き、今地域でどんなことが起こっているか、そのことにどう向き合ったらよいかを考えていきます。
11/30(木)は本学の卒業生であり、川崎市消防局消防団防災支援係で消防司令補として働く仲松みなみ氏を招き、消防士の仕事内容や、地域との関係構築の重要性と課題についてお話しいただきました。


仲松氏
講義冒頭、仲松氏から学生たちへ「消防士と聞いてどんな仕事を思い浮かべますか?」との投げかけが。
消防士の仕事としてイメージされる消火活動のほか、異臭での出動事例や事務仕事、交代勤務の働き方などを紹介し、地域の安全を守る消防士の多岐にわたる仕事内容を説明いただきました。

続いて仲松氏は、火災予防の普及・推進を行う「予防課」の仕事について詳しく説明。
幼少期から防災について学んでもらう機会を作ったり、防炎製品の普及促進を図るために地域と連携したりと、消防士と地域が密接に関わり、防災の意識を高めることの重要性をお話しいただきました。
その後、仲松氏は仕事と家庭の両立で悩んだ経験や、仲松氏自身が人生の岐路に取った選択についても紹介。
男女に通じるキャリア選択の難しさに対して、「その時の自分に嘘のない選択をしてほしい」と学生たちにエールを送り、講義を終えました。