Academic Life & Research
教育・研究
大学近隣の保育園で、ブラインドボウリングを体験する児童英語レッスンを実践!
2025.08.20
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
6/19(木)2限、グローバル・コミュニケーション学部「児童英語教育法」(髙橋まり講師)の履修学生15人が、文京区内の保育園で児童英語教育の実習を行いました。
実習先は文京区本郷にある認可保育園の「MIRATZ本郷第二保育園」です。
学生たちは、年長児クラス7名に対してパラ スポーツの「ブラインドボウリング」について学ぶ英語のレッスンを行いました。
レッスンではまず、”Head, Shoulders, Knees and Toes”の曲に合わせて、体を動かしながら歌を歌いました。
最初のうちは緊張していたものの、園児たちは実習生の動きを見て一緒に体を動かしていました。
次に、実習生が様々なパラスポーツの写真をスクリーンで表示し、”What’s this?”と園児たちに質問、スポーツの名前に慣れ親しみました。
その後「ブラインドボウリング」について説明する動画を視聴し、競技について理解を深めました。

いよいよ、実際に園児がアイマスクをして「ブラインドボウリング」に挑戦。
アイマスクで何も見えないため、なかなかピンがボールに当たりません。
しかし何度かトライして力強く投げてみるとピンがボールに当たり、園児たちは大喜び。
この後、目隠しした時と比べるために、アイマスクをしないでボウリングをしてみました。
ピンに当てようと集中してボールを投げ、全部のピンを倒すことに成功した園児も。
実習生が「目をかくしてボウリングをしたのはどうだった?」と聞くと、園児たちからは「難しかった!」との声が聞かれました。
また、「全く目が見えない人や、少し目が見える人、いろいろな見え方の人がブラインドボウリングをしているんだよ」と髙橋講師が言うと、園児たちは「そうなんだ」と驚いた表情を見せていました。

園児たちの楽しい様子に、「もう1回ボウリングする?」と聞くと、「うん!」と元気な返事。
合計4回もボウリングをして楽しみました。
最後はSimon Saysという英語の命令ゲームに挑戦。
園児たちは命令のひっかけにひっかかりながらも、真剣かつ楽しくゲームに参加してくれました。
実習終了後、学生たちからは「授業は同じ空間に居る全員で作り出す一つの大きな『時間』なのだと改めて思った」と言った声や、「クラスメートとの協力も欠かさず、何度も繰り返し準備したことでチームワークの大切さも学びました 」といったコメントが。
今回の実習では、園児たちも楽しくブラインドボウリングに挑戦し、体を動かしながら英語を学び、充実したレッスンとなりました。
指導を担当した髙橋まり講師のコメント:
「今回、実習生たちは事前の練習を積み重ね本番に臨みました。その努力が実を結び、当日実習生たちは元気よくハキハキした声で、かつ積極的な姿勢で取り組むことができました。
園児たちも楽しくブラインドボウリングに挑戦し、体を動かしながら英語を学び、充実したレッスンとなりました」