Academic Life & Research
教育・研究
グロコミ
JICAの施設で難民の置かれた状況を疑似体験。国際支援を学ぶ学外研修
2024.01.30
1/16(火)、グローバル・コミュニケーション学部「多文化社会論」(佐藤泉特任教授)の学外研修で「JICA地球ひろば」を訪問。
難民企画展「想像していなかった今日を生きる」を見学し、世界各地の難民が直面する困難な状況を疑似体験しました。

学生たちは、会場で渡されたパスポートに書かれた年齢や情報をもとに、難民となった人々がどのように行動するかをロールプレイにより体験。
難民・避難民を国際的に保護・支援するUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の活動や、認定NPO法人パルシックによるシリア難民を対象とした教育支援についても学びました。

ロールプレイの中の入国審査コーナー
さらに、学外研修の後半は、JICA海外協力隊としてエチオピアに派遣経験を持つ篠木伊貴氏のお話を伺いました。

篠木氏(左)
篠木氏からは、「卓球指導のはずが、コーチも選手も誰も来ないことがあった」「卓球台の下を住処にしている人や森の中で練習しているとシマウマやマントヒヒが現れた」など、現地での驚くような経験をたくさん聞かせていただきました。
参加した学生たちは、真剣に国際支援について学ぶとともに、将来、JICA海外協力隊として海外に行く可能性について考えている様子も見られました。