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現代経営×英語で「学生満足度を高めるアイデア」をプレゼン!「ビジネス英語I」最終プレゼン

現代経営

2024.02.05

1/16(火)、現代経営学部「ビジネス英語I」(山内香代子准教授)にて、最終プレゼンテーションを実施。
「どのようなモノやサービスが学生満足度を高めるか」「その企画は最新の入試傾向を鑑みて現代経営学部のPRとなるか」といった大学の課題に対する施策を、同学部の教員に対して英語でプレゼンテーションしました。

「ビジネス英語I」の授業では、同じく現代経営学部の「新事業開発」(石黒順子准教授)と連携し、ビジネスにおける「発想法」を活用して、「英語×専門×大学」という視点で学生たち自身がアイデアを練り、英語でプレゼンテーションを行う、というプロジェクトを実施しています。

1チーム目は、「机と椅子を無くして、ソファーに:No Chairs and Desks but Sofa」と提案しました。
学生はソファーでリラックスしながら快適に学び、教員は学生との距離を縮めストレスなく授業を展開。
さらに大学にとっては、小教室少人数で幅広い科目を提供することをアピールできるというアイデアで、「大学のカリキュラムも含めて改革する」という壮大な提案に驚きの声が上がりました。

1チーム目のプレゼン

2チーム目は、「ゼミ内で起業を促進:Starting a Business Within a Seminar」と題し、YouTuberなど個人で起業したいと考えている高校生らが増えていることを背景に、各ゼミで専門領域に関連した「起業体験」をすることを提案。
在学中から自分の興味のある業界で実際に起業して学びを深め、知識だけでなく実務も学べるというコンセプトを解説しました。
この提案は「これから入学する高校生に対してアピールでき、実現性も高い」と教員からも高評価を得て、優秀賞に輝きました。

優秀賞を獲得した2チーム目

3チーム目のプレゼンは、「学部合同クイズ大会を開催:Mixed Seminar Quiz Competition」。
「アメリカに比べ、日本の学生には主体性や自律性が足りない」と指摘したうえで、他学部学生と交流し、コミュケーション力と自主性を育むことができるイベントを考案。
学部の垣根を超えたクイズ大会の開催を提案し、講評では、「企画や発想が良かった」「スライドがうまくできている」との評価を得ました。

3チーム目

4チーム目は、「毎日が林間学校:Everyday is a forest school」と題し、林間学校で学ぶように、野外活動をしながら授業をうけることを提案。

学生にとって常識に囚われない発想を生み出す環境を作り、教員にとっても“digital detox”になるというwin winの効果が期待できると訴えました。

講評では、「発想が素晴らしい、あったらいいなと思わせてくれた」「“digital detox”などキーワードの選択が良かった」との声が上がりました。

4チーム目

5チーム目は、「学生にとっての快適さと利便性を実現: Comfort and Convenience for Togaku Students」という提案。
学生清掃協会の設立でキャンパスを清潔に保ち、学生を惹きつける施策と、寮や専用シャトルバスの設置で通学時間の活用を促す施策を提案しました。
質疑応答ではバスと時間の有効活用の関係性について、具体例を挙げながらコンセプトを解説しました。

5チーム目

全チームの発表後には表彰式を行い、ゲストジャッジとして参加した現代経営学部の田中巌学部長は「それぞれのチームが、大学を良くするために独創的ですばらしいアイデアを提案してくれた」と全体を講評しました。

秀賞を獲得した加藤楓さんと馬上光輝さんに田中学部長から賞状を授与

指導にあたった山内准教授のコメント:
「Think outside the box in English! 枠や既成概念にとらわれず、英語で発想したり伝えたりすることを楽しもう」というのが本授業のスローガン。最初は現実的な発想ばかりしていた学生も、だんだんと肩の力が抜けて自由な発想ができるようになり、グループワークや英語での発表にも慣れていきました。最終プレゼンでは、専門の知識や自分自身の体験や思い入れをもって、それぞれが個性的な発表をすることができていました。I am proud of all of you! 皆さんの成長を誇りに思います」