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教育・研究

教養教育

4年間の学びや経験を「見える化」。教養基礎演習Bで「ポートフォリオ」について学ぶ

教養教育

2024.02.28

1年次必修科目「教養基礎演習B」にて、大学生活の必須ツール「ポートフォリオ」について学ぶ授業を12月~1月にかけて実施しました。

ポートフォリオとは「書類入れ」という意味を持つ言葉で、本学では在学生が4年間の学びやさまざまな経験を成果として“見える化”し、記録するためのツールとして導入。
ポートフォリオを活用することで、「学部学科の目指す目標であるディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)がどのくらい達成できているか」「自らの目標達成に向けてしっかりと進んでいるのか」といったことがわかり、大学での生活を充実させる上で必須のツールと言えます。

「教養基礎演習B」の授業では、まず各クラスの担任から、ポートフォリオについての解説や各学部学科のディプロマ・ポリシーの確認などポートフォリオを作成するためのレクチャーが行われました。

その後は学生たちが実際に自分のポートフォリオを作成するワークを実施。
ワークシートを用いて、これまでの学びや経験を振り返り、これからの学修に向けた目標を考えた上で、最後に本学のポートフォリオシステムである「トーガクポートフォリオ」に入力しました。

今回の授業を通じて、学生たちはポートフォリオの意義を理解し、「振り返り→目標設定→実行」というPDCAサイクルを回すことで、自らの学修を自らが設計するという“自律的な学修”の大切さについて学ぶことができたようです。