Academic Life & Research
教育・研究

英コミ

大学周辺施設で見つけた英語表現を授業に活用。下山ゼミのフィールドスタディ報告会

英コミ

2024.07.08

6/14(金)、英語コミュニケーション学科の「英語の習得・学習ゼミ」(下山幸成教授)が、大学周辺で行ったフィールドスタディの報告会を実施しました。

「英語の習得・学習ゼミ」は英語の習得や学習を専門分野とするゼミ。
英語学習に関する様々な教材や学習法、教授法について、学生たちが実践しながら研究を深めています。

今回、ゼミ生たちは東京ドームや駅のホームなど大学近郊でのフィールドスタディを行い、身近に使われている英語の指示表現を探索。
英語授業の教材としてどのように使用するかを提案する発表を行いました。

発表会で使われたスライド画像

あるゼミ生は、エスカレーターに関する英語表現に着目。
現地で見つけた案内に使われていた“get on”をはじめ、「エスカレーターに乗る」ことを示す英語表現はいくつか存在し、それぞれ微妙にニュアンスが違うことを指導するための素材として使えるのではと提案しました。

教材として使う際のアイデアも提示

その他にも、アトラクション施設の掲示から「『観覧車』『噴水』の英語表現」に着目したゼミ生や、駅で見つけた案内看板から “platform”と「ホーム」、“stroller”と「ベビーカー」など、英語と和製英語の違いを紹介できるのでは、といった報告がありました。

アトラクションの案内も教材に

駅構内にも教材になりそうな表記が

下山教授からのコメント:
実際に授業をするときに教科書だけではつまらないと感じる場面もあることから、身近なものを教材として使用することで、距離感を縮めることもできる。
今日の発表は、それぞれの視点で表現を探していて、とても面白かった。
次の英語での発表につなげてほしい。