Academic Life & Research
教育・研究

連携
人間科学

好きなコト・モノを仕事にした卒業生に聞く、「就活」と「仕事」とは。「人間科学基礎演習A」

人間科学

2024.07.22

6/27(木)、人間科学部2年次科目「人間科学基礎演習A」の全体会で、同学部の卒業生2名がゲスト講師として登壇。
在学生に向けて、現在のお仕事内容や大学時代の経験、就職活動についてお話しいただきました。

今回のゲストは2019年度卒業生の遠藤航大さん(株式会社ムラサキスポーツ勤務)と2023年度卒業生の柿坂京音さん(株式会社スポーツリンク勤務)。

最初に登壇した遠藤さんは、(株)ムラサキスポーツに就職。サーフィンやスケートボードなどを扱う店舗での接客業を経て、現在はバイヤーとして活躍中です。
講義ではまず、サーフィンやアルバイトを通じて多くの人たちと交流し、持ち前のコミュニケーション力を磨いた大学時代の活動について語りました。
さらに学生時代に意識していたこと、会社選びのポイント、就職してからのやりがいについて説明。
後輩にむけて、自己分析、自己理解を深めることが就活への第一歩として、「自分の好きなことを見つけること」、「好きになれる何かを探すこと」を早めに実践しようとアドバイスを送りました。

スポーツの趣味や経験を生かして働く遠藤さん

一方の柿坂さんは、大学時代は硬式野球部に所属し、現在は体育会出身者をメインにした人材紹介企業の(株)スポーツリンクで、就職活動をサポートする仕事に従事。
「1年以上のインターン期間を経て現会社に入社できたのも、学生時代から意識してコミュニティを広げていたおかげ」と語りました。
そのうえで、後輩たちに対して、「就職も、最後は人。人との繋がりを多く持つためにも、自分のコミュニティを色々持っておくといい」とアドバイスを送りました。

今年3月に卒業し人材派遣会社に勤める柿坂さん

その後、学生たちとの質疑応答がスタート。
「各業界で求められる人材、求められない人材は?」「好きなことを仕事にするメリット・デメリットは?」「好きなことが特にない場合は?」など今回の講演を聞いた上でさらに踏み込んだ質問が多く上がりました。
お二人からは一つひとつ誠実にご回答いただき、共通して「好きなことを見つける」「好きなことなら続けられる」として、自己分析・自己理解の大切さが語られました。
就職活動に不安を持つ学生たちにとって、お二人の「人を支える人」として活躍している姿から、今後の学生生活へのヒントを学ぶ機会となりました。