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人間科学

ミニチュアを使った心理療法を体験。堀口ゼミによる「箱庭」体験実習

人間科学

2024.08.22

7/26(金)、人間科学部の「臨床心理学(スクールカウンセリング・心理療法)ゼミ」(堀口真宏教授)が、心理療法のひとつである「箱庭」の体験実習を行いました。

作り手と見守り手の相互作用で箱庭が体験される

同ゼミでは、様々な心理療法について体験を通じて学んでいます。
今回は、砂の入った箱にミニチュアを自由に配置する「箱庭療法」を体験しました。

本学の人間科学部には臨床心理学や心理支援に関する科目・ゼミが複数あり、実習も盛んにおこなわれるため、複数の箱庭やミニチュア、カウンセリングスペースを備えた教室が用意されています。
今回、ゼミ生たちは2人組に分かれ、「作り手」と「見守る手」とを交代しながら箱庭療法を体験しました。

自然や建物、生き物、キャラクターなど多彩なミニチュアを用意

実習スタート後、「作り手」の学生が思い思いのミニチュアを手にとり、箱庭に配置。
一方「見守り手」の学生は、その様子を静かにその様子を見守ります。

完成後は一緒に箱庭を鑑賞し、共有。
見た目の雰囲気に対する感想から、ミニチュアを選んだ理由や配置の意味を教えてもらうなど、リラックスした雰囲気の中で会話が弾んでいました。