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現代経営

「デザイン思考」で大学の課題を解決。最終発表でポスターセッション実施

現代経営

2024.08.26

7/22(月)、現代経営学部の新カリキュラムにて立ち上げられた講義「デザイン思考」(安藤拓生准教授)で、最終発表となる「ポスターセッション」を実施。本学総務課から提示された「大学の5つの課題を解決するアイデア」をテーマに、各グループが自作のポスターを使ってプレゼンテーションを行いました。

総務課の職員にアイデアをプレゼン

この授業では、近年ビジネスの現場で注目を集めている、「デザイン思考」を身につけるため、デザインの考え方をワークショップ形式の実践を通して学んでいます。

今回、本学の総務課より提示された課題はそれぞれ「5階食堂満席時の活用方法」、「屋上の活用」、「5号館6階のテラス活用」、「大学内のごみを減らす」「ランチ以外での食堂の活用法」で、セッションにはゲストとして総務課の職員2人も参加しました。

ポスターセッションは、前半と後半で発表をするグループとそれを聞くグループに分かれて進行。発表者は自分たちのアイデアについて自作のポスターを使ってプレゼンテーションしました。発表を聞く学生・職員は、「新奇性」「望ましさ」「実現可能性」「実行可能性」の四つの観点で評価し、良いと思った班のポスターにコメント入りの付箋を貼っていきました。

屋上やテラスに売店・運動・音響設備・日よけなどを設置する案や、食堂にリラックススペースやデリバリーシステムを導入したりする案、透明なごみ箱を導入する案など、様々なアイデアのポスターが張り出され、セッションは大いに盛り上がりました。

この後、学生は授業で学んだ「デザイン思考」が社会で何の役に立つのかをテーマにレポートを作成、提出することになっています。
安藤先生コメント
「学生が大学の抱える問題の解決に取り組むことは、実は新鮮。これまでに大人が考えていなかったような素朴な視点が出てきます。大学に関わるステークホルダーが協働しながらあるべき姿を探していければいいと思います。」