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「メディア・コンテンツ制作技法」で「伝説のFD」岩本浩一氏がバラティー番組の制作過程について講義

グロコミ

2025.01.15

12/5(木)、グローバル・コミュニケーション学部の「メディア・コンテンツ制作技法」(松井英光教授)にて、バラエティー番組の制作過程研究をテーマに授業を実施。テレビ制作会社の有限会社レスポ代表取締役 岩本浩一氏を特別ゲスト講師として招聘し、番組制作について講義いただきました。

岩本氏は、テレビ業界で「伝説のFD」(フロア・ディレクター)の異名を持つ、経験豊富なディレクター、プロデューサーです。講義では、バラエティー番組の制作過程について、具体例や現場で働くスタッフの写真なども使用しながら、分かりやすく紹介いただきました。

講義の中では、テレビ番組の種類や制作現場の組織などの基本から、FDという仕事の魅力や番組作りの苦労話など、長く番組制作に関わってきたベテランならではのリアルなお話が次々に飛び出しました。また、制作会社への就職の方法や、制作現場でのキャリアの築き方などについてもお話し頂き、参加した学生たちは将来の就職活動も見据えて真剣にお話を聞いていました。

さらに岩本氏は、講義後に企画書の作り方を質問に来た学生に対し、実際に使用された企画書を例に作成のコツを指導。最後はその企画書を学生に提供していただき、学生は貴重なプレゼントに感激していました。

松井教授のコメント: 「ゲスト講師の岩本さんは、私にとってテレビ朝日の演出家・故成田信夫さんを師匠に持つ兄弟子であり、30年以上に及び、非常にお世話になった制作現場の先輩です。いつも、メディア現場に近い目線から、制作過程の実情や、FDや制作会社の魅力などについて、高い熱量をもって教えて頂いており、とても感謝しています。学生たちも他では聞けない話を聞き、とても貴重な時間になったと確信しております。」