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教育・研究

人間科学

臨床心理学、犯罪学、発達心理学。「人」を多角的な視点で学ぶ「人間科学総合講座」(集中)

人間科学

2025.03.26

東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。

2/17(月)~19(水)、人間科学部の春学期集中科目「人間科学総合講座」(福田佳織教授、井上美鈴専任講師、宮園久栄特任教授)を実施。
「人間」について、発達心理学、臨床心理学、犯罪学という複数の視点から捉え、課題を見つけ、グループワークやプレゼンテーションなどを通じて学びを深めました。

授業は映像を使って「裁判」の疑似体験を行い、弁護側・検察側それぞれの立場でディスカッションを行ったり、新聞や文献を調べてグループで資料をまとめてプレゼンテーションを行ったりと、学生たちが自分たちで考え、意見を交わしながら進められました。

さらに、2日目には、川崎市男女共同参画センター前館長で、現在は男女共同参画会議民間議員、女性に対する暴力に関する専門調査委員等を務める納米恵美子氏を外部講師として招聘。
DV問題などについて、貴重なお話を伺うことができました。

また、講座の後半では、「ダイバーシティ」をテーマにしたグループワークを実施しました。

学生たちは「女性の社会進出」にフォーカス。
学生たちは今回の授業で初対面だったとは思えないチームワークを見せ、現状や課題、対策などについて情報を集め、整理し、発表を行いました。
「(学生たちは)終始楽しそうに話し合いながら取り組み、全体的に論理性のある内容としてまとめることができました。発表後の質疑でも、的確にこたえることができていました」(指導教員)と、「ダイバーシティ」という広いテーマの中で自ら課題を見つけ、仲間と共に解決方法を考えるという学びを実践する良い機会となったようです。