Academic Life & Research
教育・研究

グロコミ

ラオス・タイでエコツーリズムを学ぶ夏季集中科目を実施

グロコミ

2019.09.09

8/1(木)~6(火)、グローバル・コミュニケーション学部の集中科目「エコツーリズム論」(泰松範行教授)を開講。
泰松教授と学生5名が、エコツーリズムが盛んなラオスとタイのバンコクを訪れてフィールドスタディを行いました。
一行はまず「エコツーリズムの聖地」と称されるラオスへ向かい、街全体が世界遺産に指定されている都市・ルアンパバーンに滞在。
市内の様子を観察したり、メコン川や熱帯雨林などラオスの自然を活かしたエコツアーに実際に参加したりといったフィールドワークを通じ、環境意識の高まりとともに世界的な注目を集めているエコツーリズムについてリサーチしました。

メコン川を望む世界遺産の街・ルアンパバーン

このほか、伝統工芸(織物)センターや不発弾処理に関する施設を訪れてNGO団体にインタビューを行うなどの活動を通じ、「エコツーリズム」が途上国でどのような役割を持ち、社会と関連しているのか、地域に与える機能や価値は何かなど、学生たちがそれぞれの観点で調査しました。

 

伝統工芸の織物についての施設を訪問

ラオスの不発弾処理機関「UXOLAO」のビジターセンター

その後、タイ・バンコクへ移動し、チャオプラヤー川岸の再開発された巨大ショッピングモール「アイコンサイアム」を訪問。
店舗の規模や商品の種類や価格、特に食品エリアにおける日本食に関して調査しました。
東京では見ることのできない、観光客を満足させるタイならではのサービスの現状に触れ、学生たちは観光のイメージを一新したようでした。
さらに、タイシルクの代表格と言われるブランド「ジム・トンプソン」の創業者住居を博物館として一般公開している「ジム・トンプソンの家」でタイの伝統工芸や名産品に触れたり、寺院を見学したりと、文化や社会について多角的に学びました。

ジム・トンプソンの家

寺院で仏教文化についても学習