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田蔵ゼミと長谷川ゼミが JFA「blue-ing!」と産学連携!地域とサッカー文化をつなぐプロジェクト始動

産官学連携,人間科学

2025.09.30

東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。

人間科学部スポーツ健康コースの「スポーツマネジメントゼミ」(田蔵奈緒教授)と「地域スポーツゼミ」(長谷川望准教授)が、JFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!(ブルーイング)」との産学連携プロジェクトをスタート。
6月、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)の岡村諭氏を招き、ブリーフィングを行いました。
今回は、6/13(金)に行われた田蔵ゼミでのブリーフィングの模様をご紹介します。

JFA経営企画部・戦略グループの岡村氏

「blue-ing!」は、2023年12月に東京ドームシティにオープンした日本サッカー協会運営の新たなサッカー文化創造拠点。
従来のサッカーミュージアムから生まれ変わり、サッカーの魅力をより幅広い層に伝える施設として注目されています。

岡村氏からは、まず、日本サッカー協会が掲げる2つの大きな目標と、プロスポーツビジネスの構造や課題など、業界の実情が共有されました。
また、「blue-ing!」の来場者層についても詳しく教えていただきました。
SAMURAI BLUE(サッカー日本代表) のイベントでは、チーム全体を応援する「箱推し」ファンには年配層が多く、特定の選手を応援する「個人推し」ファンには若年層も多いなど、多様な層がサッカー文化を楽しんでいる実態が明らかになりました。

その後の質疑応答では、学生から途切れることなく質問が殺到。
特に田蔵ゼミでは、今回のプロジェクトに加えて、地域連携を模索し、4月から地域イベントの調査も行なってきました。
そのため、学生たちからは、「展示物の貸出は可能か」「ゲストスピーカーとして協力いただけるか」「グッズや飲食物の販売はできるか」など、具体的で実践的な質問が次々と飛び出しました。

さらに「注目している海外選手は?」「日本と欧州のサッカー事情の違いは?」など、サッカーファンならではの話題も展開され、岡村氏は予定時間が過ぎても快く学生たちの質問に答えてくださいました。

最後に、田蔵ゼミのゼミ長・山口恭佑さんは「日本サッカー協会の理念を直接聞けたことや、blue-ing!の課題である地域連携について深く理解できたことが、今後のイベント提案の大きな参考になります」とコメントしました。

ゼミ長の山口さん

今後は、田蔵ゼミと長谷川ゼミはそれぞれ独自の企画を練り上げ、秋学期にblue-ing!への正式な提案を行う予定です。
地域とサッカー文化をつなぐユニークな企画提案に、今後も注目が集まりそうです。

集合写真での掛け声は「ブラボー!」

blue-ing!(ブルーイング)JFAサッカー文化創造拠点
https://blueing.jfa.jp/

JFA 公益財団法人日本サッカー協会
https://www.jfa.jp/