Academic Life & Research
教育・研究
卒業生が語る大学院進学と公認心理師への道。「心理演習」ゲスト講義
2025.09.22
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
7/21(月)、人間科学部「心理演習」(塩谷隼平教授・鈴木義也教授・坊隆史兼任講師 )において、本学卒業生の河村優作さんを講師に迎え、ゲスト講義を実施。
公認心理師を目指して大学院に進学した経緯や、大学院での学びや生活について、具体的なお話を伺いました。

河村さん
河村さんは2024年3月に本学を卒業後、国家資格「公認心理師」の取得を目指し、国際医療福祉大学大学院臨床心理学専攻(修士課程)に進学。
発達障がいの支援をテーマに研究を続けています。

「心理演習」は、本学の「公認心理師課程」における指定科目で、この日は人間科学部の2年生36名が出席しました。
大学院進学に向けた情報収集や大学院の選び方、試験対策、進学先の選び方に加え、入学後の時間割や実習、修士論文のテーマ設定、学会参加など、大学院生の日常についても紹介されました。

また、本学在学中の成績や、学生会・体育祭運営への参加、放課後等デイサービスや高校での支援員アルバイトなどの経験が卒業論文・修士論文に繋がったことも紹介され、「大学時代に取り組んで良かったこと」として学生にメッセージが贈られました。

学生からの質問にも丁寧に答える河村さん
参加した学生からは次のような感想が寄せられました。
「卒業生という身近な立場の方から具体的な話が聞け、進路を考えるうえで大きな参考になった」
「院への進学と就職で迷っている。入試対策や授業内容、金銭面などリアルな体験談を聞き、自分の学習姿勢を振り返るきっかけになった」
「大学院の生活を知り、難しさはあっても目指そうと決意できた」
今回の講義は、学生にとって進路選択を具体的に考える契機となりました。