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教育・研究
[TOGAKU SHOWCASE]容器包装にまつわる企業・消費者の動向を研究。隈本ゼミのPBL紹介カフェ
2025.12.24
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
現代経営学部の「消費者心理理解に基づくマーケティング戦略の研究ゼミ」(隈本純教授)では、「これからの容器包装の在り方を考える」というテーマでPBLを実施。
12/1(月)・2(火)の2日間にわたり、「TOGAKU SHOWCASE」を舞台に、ホットドリンクを環境に配慮したカップで提供、企業事例やアンケート調査の分析結果のポスタープレゼンテーションを通じて来場者が容器包装や環境問題について考えるカフェイベントを行いました。

会場となった1号館1階の「TOGAKU SHOWCASE」には、隈本ゼミの研究成果をまとめたポスター展示が。
企業の容器包装と環境施策に関する事例のほか、ゼミ生たちが実施した「消費者意識と環境問題アンケート」の集計・分析結果などを来場者に向けて発表しました。

また、「カフェ」をモチーフにしたイベントということで、会場では「環境に配慮したカップ」(再生紙製)でゼミ生が選んだ温かい飲み物を提供。

人気のラテ系ドリンクに加えて、初日は「キンダープンシュ」というぶどうジュースにシナモン・カルダモン等を加えた隈本ゼミイチオシのホットドリンクも提供され、多くの学生や教職員で賑わいました。


ドリンクを片手に展示を見学する来場者の中には、辻中豊学長をはじめとする教授陣の姿も。
企業の環境問題の取り組みとマーケティングの関連について聞かれ、会社のPRの一環にもなるという動機で環境問題に寄与する施策を行うケースを紹介するなど、研究の成果を熱心に説明する様子が見られました。

また、今回公開されたアンケート調査は、ゼミ生たちが主体となって授業単位での協力を依頼したり、友人・知人、アルバイト先の先輩や上司の協力を仰いだりしてデータを集め、最終的に20~40代を中心とした174名の回答を収集・分析したもの。
「しっかりとしたデータが取れ、環境問題に関する活動の経験者が20%いるなど予想外の結果も出ました。こうやって多くの人に協力してもらえると、研究へのモチベーションになる」(ゼミ生)といった声も聞かれました。
