Academic Life & Research
教育・研究
アフリカと日本をつなぐ―井上ゼミがTICAD9と公式サイドイベントに参加
2025.12.23
東洋学園大学では、都心の立地や大学の持つ様々なリソースを生かした「TOGAKU PBL」(PBL=課題解決型学習)を積極的に推進しています。
グローバル・コミュニケーション学部の「専門基礎演習A」(井上実佳教授/以下、井上プレゼミ)の2年生が、アフリカの魅力を伝える「アフリカのあるき方2025」編纂をテーマにしたPBLを実施。
8/20(水)と24(日)、グローバル・コミュニケーション学部の2、3年井上ゼミ有志が第9回アフリカ開発会議(TICAD9)に参加し、公式サイドイベントに出品しました。
井上ゼミから届いたレポートをご紹介します!

<井上ゼミのTICAD9レポート>
TICADは東京アフリカ開発会議のことで、日本政府が国連、世界銀行、アフリカ連合(AU)委員会、国連開発計画(UNDP)と共催している国際会議です。
1993年に始まったTICADも今回で9度目、横浜で開催されました。
アフリカや国際協力を研究している井上ゼミは、2,3年生合同でTICAD9の見学を8/20(水)にパシフィコ横浜で実施。
8/24(日)には、JICA横浜で開催されたTICAD9公式サイドイベント「Young Africa Connect 2025」の一環である「AfriCampus」にゼミのPBL成果を出品しました。


まずはTICAD9の見学へ。
暑い最中ながら、最寄りのみなとみらい駅についた時点でアフリカをはじめ外国からの関係者や日本の参加者が多くみられました。
会場でアフリカと日本の外交や交流をじかに体験した熱をそのままに、24日はいよいよ「AfriCampus」へ!

AfriCampusは麗澤大学・佐藤裕視講師、東海大学の荒木圭子教授らが一から立ち上げてくださった、アフリカを研究する大学の合同イベントです。
NGOも多数出品する中、2年井上ゼミは春学期にPBLとしてゼミ生全員で力を合わせて作成した『アフリカのあるき方2025』を展示しました。
ポスターセッションでいくつもの他大学の学生・教員と交流しながら準備する学生たち、気合が入ります。
いざ開場するとすぐに満員!
学生たちは来場者たちからの質問に一生懸命答えていました。


さらに、ショートプレゼンテーションやラウンドテーブルにも登壇し、日ごろのゼミ活動や大学での研究を紹介しました。アフリカ出身の学生や教員との討論ではアフリカと日本の関係を展望。


参加した学生たちは、大学で学んだことを学外で発表し他大学やNGOの方々とアフリカを語ることができたことに充実感を得た様子。
「学生たちは大学のゼミや講義科目で学んだことを遺憾なく発揮していました。他大学やNGOとの協働で得た経験を今後の研究・活動で大いに活用してくれることを期待しています」(井上実佳教授)
