Academic Life & Research
教育・研究
英語コミュニケーション学科の学生とICPの1年生がTOKYO2020の「PEACE ORIZURU」活動に参加
2019.12.16
英語コミュニケーション学科「児童英語教育指導法2」(滝沢麻由美兼任講師)と国際キャリアプログラム(ICP)の「Global Issues」(坂本ひとみ教授)の履修学生らが、東京2020組織委員会の「PEACE ORIZURU(ピース折り鶴)」と「オリンピック休戦」について学び、平和への祈りを込めた折り鶴を制作。
完成した折り鶴をハワイの戦争博物館「アリゾナ記念館」に寄贈し、来館者へ手渡しするという平和貢献プロジェクトに参加しました。

「PEACE ORIZURU(ピース折り鶴)」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会において「オリンピック休戦」という概念を広め、「平和の祭典」としてのオリンピックの意義を伝える活動のひとつ。
「オリンピック休戦」とは、国連総会での決議を経て、同大会開催期間中の休戦を世界に呼びかけ、スポーツの持つ力で紛争のない世界の実現を目指すという活動で、1994年のリレハンメル冬季大会から行われています。
学生たちは東京2020組織委員会が用意した「PEACE ORIZURU」用(オリンピック柄、5色)の折り紙に平和へのメッセージを書き込み、折り鶴を制作。
ハワイの真珠湾にあるアリゾナ記念館ビジターセンターに折り鶴を贈るプロジェクトを現地で行っているピーターソンひろみ氏を通じ、同記念館の来場者に折り鶴を渡しました。

学生たちが作った折り鶴

折り鶴はピーターソンひろみ氏を通じて来館者に手渡しされた
「78年前の12/8(アメリカ時間では12/7)は、真珠湾攻撃の日。学生たちに戦争と平和について考え、英語によるコミュニケーションによって平和に貢献できることを体験してもらいたかった」(坂本ひとみ教授)
学生たちにとって間近に迫ったオリンピック・パラリンピックを通じて平和貢献への意識を高め、英語コミュニケーションを体験する貴重な機会となったようです。