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人間科学
片足+杖でプレーする「アンプティサッカー」を体験!パラアスリートの古城氏による光川ゼミ特別講義
2020.01.24
1/10(金)、人間科学部「トレーニング科学ゼミ」(光川眞壽准教授)のゲスト講師として、シドニーパラリンピック(陸上100m男子)に出場したパラアスリートであり、主に上肢、下肢の切断障害を持った選手がプレーするパラスポーツ「アンプティサッカー」の日本代表を務めた経験を持つ古城暁博氏が来学。
「アンプティサッカー」のプレー体験とパラスポーツについての特別講義をしていただきました。

「アンプティサッカー」はまだパラリンピックの種目ではないものの、海外を中心に認知度が高まっているパラスポーツです。
授業ではまず、プレーに使う杖(クラッチ)の合わせ方から歩き方、走り方などの基本動作を確認。
その後、実際にボールを使った練習と、ゲームを行いました。
杖(クラッチ)自体はリハビリや医療現場で使われている一般的な装具とのことで、ゼミ生の中には「怪我をしたときに使用したことがある」という学生も。
しかし、実際にプレーをしてみると、片足で相手を避けつつコートを走り、ボールを蹴るという動作には高い筋力やバランス感覚、何より体力が必要とされ、体験した学生たちからは驚きの声が上がっていました。
パラリンピックの2020東京大会が迫るこのタイミングで、パラスポーツならではの身体の使い方やスポーツの楽しみを実際に体験しながら学ぶことができ、「身体」と「スポーツ」について改めて捉える好機になりました。