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人間科学

トップアスリートのトレーニングとアセスメントを英語と共に学ぶ。人間科学部特別講演会の模様

人間科学

2020.01.31

1/24(金)、人間科学部スポーツ健康コースが主催する特別講演会「野球の動きに関連するアセスメントとその重要性」を開催。
講師にPeak Force International Inc.のCEOである佐藤公威氏(Dr. Kimi Sato)を迎え、世界のトップアスリートも実践しているという生体力学を元にしたアセスメントについての講演と実技授業を実施しました。

佐藤氏はイーストテネシー州立大学のAssociate Professorを経て、現在は台湾を拠点に世界各国のオリンピックアスリートやパラリンピックアスリートらのアセスメントを行うPeak Force International Inc.のCEOとして活動。

コーチング教育やフィットネスコンサルティング、スポーツテクノロジーコンサルティングに加え、ご自身の海外経験を活かし、スポーツを通じた英語教育の普及にも取り組まれています。

佐藤公威氏

佐藤氏はまず、主に野球やテニスの動きに関連するウォーミングアップやトレーニングにおける身体の“mobility”(可動性、柔軟性)と“stability”(安定性、バランス)に関するアセスメントの重要性について解説。

最新のトレーニングとアセスメントについて、トップアスリートの事例や最新の研究に触れながら、英語を交えてご講演いただきました。

さらに講演会の後半は体育館に移動し、実際にトレーニングとアセスメントを体験。

合同でのウォーミングアップやトレーニングの中で個人の癖や欠点を発見・分析し、姿勢や動きを修正することで、より効率的かつ怪我の少ないトレーニングへとつなげる方法を体感しながら学びました。

講演会にはスポーツ健康コースの学生や教員をはじめ、硬式野球部、男女テニス部の部員、卒業生、高校生らも参加。

選手としてはもちろん、スポーツに関わる学びを深め将来のキャリアを描いている学生たちにとって、世界におけるトレーニング科学やコーチングの最前線にいる佐藤氏から直接指導を受けることができた大変貴重な講演会となりました。