Academic Life & Research
教育・研究
[雑誌]古屋力教授が環境・CSR情報誌「Vane」巻頭言を寄稿
2020.06.18
環境・CSR情報誌「Vane」公式サイト「ヴェイン オンライン」に、グローバル・コミュニケーション学部の古屋力教授の寄稿 『〈巻頭言〉新型コロナウイルス禍と 気候変動問題のデジャヴュの含意~はたして、グローバル化時代に、 持続可能な世界構築は可能なのか?~』が掲載されています。

【環境・CSR情報誌「Vane(ヴェイン)」の巻頭言】
https://www.vane.online/page/page70/KANTOH_GEN.pdf
【概要】
新型コロナウイルス禍と気候変動問題という、共に喫緊のグローバル・イッシュである深刻な問題の間には、デジャヴュ(deja-vu)とも形容できそうな、有意な類似性と因果性があります。度重なる異常気象に垣間見れる気候変動問題や、 今回の新型コロナウイルス禍は、この自然界と人間社会の調和的バランスの不均衡への警告です。気候変動問題が「イエローカード」なら、今回の新型コロナウイルス禍は、性懲りもなく反省のない人類に対する「待ったなし」の「レッドカード」なのかもしれません。もはや、人類は、居候している地球という大家さんから退去警告 を受けているのかもしれません。アフター・コロナ時代は、忌まわしい「貪欲資本主義」から「倫理資本主義」へのパラダイムシフトの時代になると考えます。このコロナ・ショック が、有史来の人類のシステム自体を抜本的に変えるトリガーとなる気がしております。
【書誌情報】
環境・CSR情報誌Vane
発行所:株式会社ループ 環境・CSR情報誌「ヴェイン」編集室