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英語教育

3月に帰国した国際キャリアプログラム(ICP)3年生による留学報告会

ICP

2020.09.24

9/9(水)、今年3月に学部留学から帰国した国際キャリアプログラム(ICP)3年生らによる「2020年度ICP帰国者報告会」が行われました。

発表者・参加者全員がマスクを着用、換気や座席間の距離など感染対策に配慮して実施された報告会の様子

ICPでは、昨年秋学期に11名の学生がアメリカやオーストラリアでの留学へ出発。
本来は今年度の春学期まで留学を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、帰国が前倒しとなりました。
例年よりも短い期間となってしまった中でも学生たちはそれぞれ自分の興味や将来の進路を見据えて様々な活動に挑戦しており、報告会では現地での生活や時間割、学びの内容のほか、大学のクラブやイベント、海外留学生向けの就職イベントへの参加、余暇を活かした観光といった学外での活動についても発表されました。

ボストンキャリアフォーラムに参加した学生による発表

報告会には3年生とICPの指導教員のほか、来年以降に留学を控える1、2年生も参加。
成長した先輩の姿に刺激を受け、学習への励みとしていました。
ICPの3年生は秋学期から各学科の専門科目やゼミを履修し、英語での卒業論文執筆に向けた準備をスタートします。

ICPマネージングディレクター 坂本ひとみ教授からのコメント:
「留学先からの帰国が新型コロナウイルスのせいで早まってしまったことは本当に残念でしたが、その事態を乗り越えてポジティブに学び続けようとする自己成長力のたくましさに感動しました。学長先生からも激励のお言葉をいただき、これからさらにグローバル・キャリアをめざして自己研鑽に励んでくれることでしょう。
報告している彼らの顔つきは留学前とはすっかり違っていて、堂々とした姿と流暢な英語に1年生はおおいに感心し、留学への意欲が高まったとのことです。とくに、アメリカで習ってきたサインランゲージを披露してくれた女子学生に感化されて、自分も学んでみたいという1年生がいました。これもコミュニケーション力の重要な手段ですよね。
ICPは異学年交流を大事にしており、下級生は留学に関する相談、英語スコアに関する相談をいつも先輩たちにしています。よい学びのコミュニティーができていると感じています」