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教育・研究
本学との単位互換科目「経営者論」(文京学院大学)にて本学と文京学院大の理事長が特別対談
2021.11.02
10/25(月)、文京学院大学経営学部3年次科目の「経営者論」(※本学との単位互換協定対象科目)に、本学の愛知太郎理事長が登壇。
同科目の指導教授でもある文京学院大の島田昌和理事長とともに、私立大学の経営に関する特別講義と、履修学生からの質問に答える対談を行いました。
愛知理事長が登壇した「経営者論」は、東洋学園大学と文京学院大学が今年4月からスタートさせた単位互換協定の対象科目で、本学では現代経営学部3、4年次に履修・単位認定が可能となっています。
同科目はオンラインと対面のハイブリッド型授業として開講されており、当日は受講者数の約半数となる文京学院大学の学生と本学の学生あわせて、約40名が対面で受講しました。
特別講義のテーマは「私立大学の経営について」。
まずは島田理事長、愛知理事長がそれぞれの大学運営に対する考え方や取り組みについて紹介しました。
その後は、学生から寄せられた質問に答える対談パートへ。
事前に質問を募ったところ、「大学経営を志したきっかけ」「大学運営の難しさ」といった経営視点での質問をはじめ、コロナ禍に対する大学の取り組み、日本の大学教育や大学制度に対する考え、さらには自大学の学生に望むことや「大学生のうちにしておくべき事は?」といった内容まで、驚くほどの量と幅広さの質問が集まりました。
両理事長は40分ほどかけて全ての質問に回答。
一例として、コロナ禍での学費や授業のあり方に対する質問には、実は大学の支出の大半を施設維持費などの固定費が占めていること、オンライン授業を実現するためのインフラの整備や、学生に貸与するPCやWifiルーター確保などのシステム環境への投資を行った支出が大きかったことなど、コロナ禍での大学経営の一部を具体的に学生に解説しました。
また、今後の授業形態や大学の方針については、各理事長が両大学それぞれの考え方を説明。
「(文京学院大学の)学生の裏表のない気質が大好き」(島田理事長)、「(東洋学園大学の学生には)素直な学生が多いと教員からよく聞いている。自彊不息を実践し、日々の努力を大切にする人になってほしい」(愛知理事長)と、それぞれの在学生に対するメッセージも贈られました。
一方で、理事長の大学時代の話、お薦めの本といった、両理事長のパーソナリティに関わるような質問もあり、授業を受けた本学学生からは「前職での経験や、大学理事長への転職の経緯・動機についての話もとても興味深く、(理事長を)身近に感じた」との感想も聞かれました。
経営に対する知識を深めることはもちろん、各大学や理事長の考え方について改めて知る機会にもなったようです。