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【東洋学園大学×アミューズ】映像制作の裏側をワースタが応援レポーターとして取材!

2022.11.15

キャンパスライフ,メディア

東洋学園大学は、株式会社アミューズ(芸能プロダクション)と協働して、建学の精神「自彊不息」をストーリーの幹とする中高生向けショートムービー「キラキラしてないわたしたちへ」を制作しています。作品の主人公となるのは、将来やりたいことがまだ見つからなかったり、進路に思い悩んだり…という10代の3人。 そんな主人公に年齢が近いワーク・スタディ・スタッフ(ワースタ)を、制作過程の取材と学生目線での発信を行う「応援レポーター」に任命! ロケハンや衣裳合わせ、撮影に密着した彼らは何を見て何を感じたのか、制作の裏側をレポートします。

Topics 1

大学構内でロケハン

「キラキラしてないわたしたちへ」では、大学のキャンパスもロケ地に!
9月初旬に撮影ロケーションを探す「ロケハン」が本学で行われ、グローバル・コミュニケーション学部4年の何静怡さんと同学部2年の荒木玲奈さんが密着取材。
グロコミの先輩・後輩コンビが、ロケハンで見た「プロの仕事」とは?

何 静怡(3か国語を話すトリリンガル)

荒木 玲奈(最近の趣味は東京ドームで野球観戦)

<応援レポーター 何静怡と荒木玲奈が学内をご案内!ロケハンレポ>

9/1(木)、大学に映像制作のプロたちが集合。
鶴岡慧子監督をはじめ、約10人のスタッフに「こんなに大勢!?」と驚きました!
さっそくロケハンに出発、まずは学食です。

窓の多い東学食堂では、時間帯によって変化する日差しについての話し合いが。
普段使っている場所なのに、「学食全体が明るい時間はいつか」「午後になると太陽の光はどちらから射すか」なんて、全然気にしたことがなかったです!

スタッフの皆さんは、実際に席に座ってみたり、ブラインドを上げ下げしてみたり。
学食内を隅々までチェックしながら、作品のイメージをどんどん膨らませていきます。

学食を出た後は、リニューアルオープンしたばかりのGlobal Loungeにご案内。
ワースタ的にはイチオシのスポットでしたが、「おしゃれすぎて大学というよりカフェって感じだな~」という声が聞かれ、自然でリアルな雰囲気を再現する難しさを感じました。

おしゃれすぎたGlobal Lounge

ロケハン中には、撮影に使う小道具についても検討。
私たちがオープンキャンパスで配っているクリアファイルやうちわも、小道具の参考としてお渡ししました!

オープンキャンパスグッズを持つ助監督の栗本さん(写真右)

そのほか、眺めのいい屋上庭園や11階にある体育館、さらにその上にある体育館の観覧席など、大学中をめぐりました。

観覧席で画角を確認する制作スタッフ

スタッフの皆さんは、それぞれの場所でカメラワークや画角、使用機材について入念に打合せ。
その視線や手の動き、細部まで妥協しない会話の一つひとつに「プロとしてのこだわり」を感じ、終始圧倒されました。

実際の撮影には、どこが使われたのでしょうか?
11/20(日)の作品公開までお楽しみに!

Topics 2

衣裳合わせ

ロケハンに引き続き、10月初旬には衣裳合わせが行われました!
2日間にわたる大学での衣裳合わせは、1日目を人間科学部3年の中川空河さんが、2日目をロケハンにも同行した何静怡さんが取材。
特に中川さんは洋服が大好きで、衣裳合わせの取材を心待ちにしていたとか。
普段なかなか入ることのできない俳優の衣裳合わせの現場を2人がお伝えします!

中川 空河(あんさんぶるスターズ 天満光くん推し!)

<応援レポーター 中川空河が感動!衣裳合わせ1日目レポ>

10/3(月)、衣裳を積んだ大きな車が大学の駐車場に到着。
車からはカバーのかけられた洋服や、大きなカバン、靴やアクセサリーが入った箱などが次々と取り出され、僕もお手伝いしながら大学の中へ運びました。

4号館2階の会議室を衣裳場としてセッティングするスタイリストの小笠原さん

スタイリストの小笠原さんは準備の合間、「衣裳ひとつの発注でも、いろいろな洋服屋さんを探し回る。その役なりの衣裳を探し回っている時が楽しい」と仕事の醍醐味を教えてくれました。
僕自身、洋服が大好きなのですごく共感しました!

衣裳場には高校生役の山﨑光さんが着る制服も!

その後、第2話の主人公を演じる山﨑光さんと、その母役を演じる山本裕子さんが衣裳合わせのため来学。
実際に衣裳を着て、メイクやヘアセットも数種類ためして役のイメージを確認し、撮影本番で使う衣裳・メイク・髪型が決まっていきました。

メイク担当の光岡さんはメイクもヘアセットもスピーディ

また、衣裳合わせの合間には山﨑光さんと山本裕子さん、鶴岡監督が集まり、俳優が台本にそってセリフを読む「本読み」が行われる場面も。
一瞬で役に入りこむ2人の演技に感動してしまいました!!

衣裳合わせが終了した後も、制作スタッフの皆さんは撮影日の天気や撮影シーンの順番、エキストラの配置などについて打合せ。
仕事に対する姿勢や、専門的な観点からの意見など全てが刺激的でした!

「夕日が撮れそうなのは…」という会話も!?

 

何 静怡(2023年4月からは英語の先生!)

<応援レポーター またまた何静怡が密着!衣裳合わせ2日目レポ>

衣裳合わせ2日目は、第3話の主人公を演じる宮下咲さんのほか、菅野莉央さん(第1話出演)、高野ゆらこさん(第3話出演)、東野良平さん(第2・3話出演)、森ハヤシさん(第3話出演)の5名が衣裳合わせのため来学。
こんなにたくさんの俳優が私たちの大学に来るなんて、すごい!

複数のシーンに出演する俳優はそのシーンごとに衣裳を着替えます。

俳優の着替えを廊下で待つ制作スタッフ

演じる役の性格や職業まで考えながら、衣裳の詳細を決めていきました。

私が印象的だったのは、森ハヤシさんの衣裳合わせ。
眼鏡をしている森さんが、「役柄に合わせてコンタクトにした方がいいですか?」と監督に確認していました。
ただ衣裳を着るだけじゃなくて、監督や制作スタッフと俳優が作品や役へのイメージをすり合わせていくプロセスに、衣裳合わせの重要性を感じました。

小さな確認や準備がたくさん積み重なって一つの作品になっていく。
その一部に携わり、「キラキラしてないわたしたちへ」という作品への思いも深くなった気がします。

Topics 3

いよいよ撮影当日

撮影当日、普段の授業よりも早い時間に大学に集合した学生たち。
そこには見たこともないような大きな機材、長いマイク、忙しそうに行き来するスタッフたち…プロの撮影現場に入り込んだ彼らが肌で感じたこととは?
現代経営学部4年の清水いづみさんと同学部2年の石田和馬さんが、撮影当日の様子をレポートします。

清水いづみ(エキストラ採用度NO.1 どこに映ってるでしょう?)

石田和馬(エキストラ頑張り度NO.1 映ってるかな?)

<ワースタ1期生のベテランコンビ!応援レポーター 清水いづみ&石田和馬の撮影当日レポ>

いよいよ撮影当日。
Extreme☆Steppers(ダンス部)や東洋フッカー(フットサルサークル)の有志メンバーとともに、わたしたちワースタも学生エキストラとして出演するため、朝の7時30分に大学に集合。
着替えをすませ、まずは体育館へ!

体育館で撮影するのは、オープンキャンパスに訪れた主人公とそのお父さんが、サークル活動を見学するシーン。
Extreme☆Steppersや東洋フッカーの学生も撮影を盛り上げ、私たちも緊張しながらもなんとか演技をしました!

驚いたのは、同じシーンを違う角度から何度も繰り返し撮ったこと。
一つのシーンの撮影に、こんなに時間がかかるなんて初めて知りました。

体育館の撮影後、劇団ハレっケ(演劇サークル)の有志メンバーと合流し、1号館1階エントランスに。
ここでは、オープンキャンパスの受付シーンが撮影され、実際に使っている受付台や来場者に配るクリアファイルといった小道具が使用されました!

オープンキャンパス再現度100%の1号館エントランス

大学での撮影を終えた私たちは、バス停での会話シーン撮影に同行。
バスの走行ルールの確認や、カメラが回った時の交通整理までスタッフの方が行っていて、撮影の裏側を間近で見ることができました!

第1話のバス停シーン すぐそばで俳優さんが演技しています!

よく見てみると、菅野莉央さんが持っている買物バッグには日用品やおむつが!

小道具の買物バッグは日用品が詰めてありとてもリアル。

その後、場所を移動して待っていると数人がかりで車から運び出されたものが…なんと「バス停」でした!
こんな大道具もあるんですね。

車から運び出されたのはバス停。とても重そうでした…。

その後も撮影は休む暇もなく続き、気づけば夜に。
俳優、制作スタッフの皆さんは疲れを全く見せることなく撮影を続けていました。

監督のこだわりと役者の演技が合致して、初めて一つのカットにOKが出る。
この緊張感を撮影中ずっと肌で感じることができたことも、貴重な経験だと感じました。

今回紹介したシーン以外にも、劇団ハレっケ(演劇サークル)の有志メンバーは、10/11(火)に行われた撮影にエキストラとして協力。
彼らの演技にも注目です!

10/11(火)撮影に参加した劇団ハレっケメンバー(左から太田莉々華さん、柄澤慶さん、荒川真希さん、新宮恋歌さん、北村有未さん)

撮影現場は和気あいあい(撮影:北村有未さん)

俳優、監督、大勢のスタッフ、さらにはワースタ、学生エキストラ、教職員の思いがこもった「キラキラしてないわたしたちへ」、ぜひご覧ください!
episode 1 の視聴はこちら
episode 2 の視聴はこちら
episode 3 の視聴はこちら

<密着取材を終えて…>

清水いづみさんのコメント:
「キラキラしてないわたしたちへ」の応援レポーターとして撮影に参加させていただく中で、私自身、大学に進学する際に周りの人との学力差に不安を感じたり、これといった夢がないことに悩んだりしたことを思い出しました。俳優さんや制作スタッフの方々は、学生たちのリアルな感情が読み取れるよう演出してくださっていて、裏側を見ていてとても感動しました。この動画が葛藤を抱える多くの学生に届くと良いなと思っています。

石田和馬さんのコメント:
撮影の合間に監督から俳優に何か声をかけたかと思ったら、次の演技の雰囲気がガラッと変わるなど、小さな変化で周りに大きな影響を与えていく“パワー”に圧倒されたことをよく覚えています。
この作品の内容は共感する部分も多く、作品に携わったことで「まだ夢は決まっていないけれど、とりあえずやってみよう」というモチベーションが上がりました。この作品が、やりたいことや将来がわからない人に届いて、未来に対して前向きになるきっかけになれば嬉しいです。