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不透明な時代に「働き方」のDXはどう進む?本庄ゼミが働き方改革の専門家である箕浦氏に聞く

産官学連携,現代経営

2021.12.23

12/13(月)、現代経営学部の「マーケティング戦略/プロジェクトマネジメントゼミ」(本庄加代子准教授)のゲスト講師として、公務部門ワークスタイル改革研究会(一般財団法人 行政管理研究センター)研究主幹を務める箕浦龍一氏が来学。
働き方改革の専門家である箕浦氏から、就活を控えた3年生に向けて「ワークスタイルはどう変わりつつあるか」というテーマでご講演いただきました。

箕浦龍一氏

箕浦氏は総務省の官僚として2016年から同省での「オフィス改革」を実施、テレワークの推進などに携わった経験をお持ちです。
現在は総務省を退官し、一般財団法人行政管理研究センターの公務部門ワークスタイル改革研究会で主宰を務めつつ、一般財団法人地域活性化センターのシニアフェロー、一般社団法人官民共創未来コンソーシアムの理事など多方面で活躍。
働き方改革やワーケーションの全国展開、地方公共団体等の課題解決支援に取り組まれています。

講義ではまず、「ワーク・ライフ・バランス」という言葉を挙げ、「働くこと」と「生きること」の関係について問題提起。
仕事と人生を対立させるのではなく、働き甲斐を感じながら生き生きと働くことで人生を豊かにする、という「働き方改革」が目指す形についての説明がありました。

さらに、コロナ禍で一気に広まった「テレワーク」についても改めて解説。
来る人材不足の時代に向けて、働き方のDXが進んでいることを事例を挙げながらお話しいただきました。

最後の話題は、「日本型組織」と「日本型人材育成」について。
不確実性の時代において、旧来の組織文化や人材育成のどこに問題点があり、どのような改革が必要なのか、といったお話に加えて、学生たちが社会に出るうえで求められるマインドチェンジについても貴重なアドバイスをいただきました。

真剣な表情で講演を聞くゼミ生たち

今回の講演について、本庄ゼミの学生による学びのまとめと感想がゼミブログにて公開されています。
ぜひご覧ください。

本庄ゼミブログ 【就活関連】ワークスタイルはどう変わりつつあるのか
https://ameblo.jp/honjozemi/entry-12715496439.html