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「大学時代の経験で役立ったことは?」人間科学部2年次授業に卒業生がゲスト登壇

人間科学

2023.07.03

6/15(木)、人間科学部2年次「人間科学基礎演習A」のゲスト講師として、保険業界の営業職に就く卒業生と、ストレッチ専門店でトレーナーとして活躍する卒業生が来学。
後輩たちに向けて、大学時代の経験や就職活動、仕事内容についてお話しいただきました。

今回のゲストは、ジブラルタ生命保険株式会社でライフプラン・コンサルタントとして活躍する秋葉紘希さん(2020年卒業)と、ストレッチ専門店「Dr.stretch」を運営する株式会社nobitelに勤める青木未来さん(2022年卒業)。
さらに(株)nobitelの人事部から田吹優佳氏にもお越しいただきました。

授業ではまず、お二人それぞれが在学中・卒業後の活動について講演しました。

秋葉さんは心理・カウンセリングコースの堀口ゼミ出身で、硬式野球部の主務として部活動を支えてきた経験の持ち主。
野球部時代に求められた「自主性」や「礼儀」、「先輩・後輩のつながり」は、社会人になっても役立っているそうです。
卒業後は信用金庫を経て、もともと第一志望だった生命保険会社に転職。
自己分析の方法や自己PRの考え方から、転職の理由、生命保険会社の仕事のやりがい、後輩へのエールまで、熱くお話しいただきました。

「目標だけでなく、『なぜそうしたいか』という目的を考えることが大切」と語る秋葉さん

一方の青木さんは、スポーツ健康コースの光川ゼミ出身、バレーボールサークルの部長やオープンキャンパスの学生スタッフを務め、在学中にコーチングアシスタントやトレーニング検定3級などの資格を取得したという経験の持ち主。
スポーツでの怪我が多かったという自分自身の経験がきっかけとなり、トレーナーの道へと進んだそうです。
講演では、「スポーツバイオメカニクス」「スポーツ医学」「栄養学」「対人関係論」など具体的な授業名を上げつつ、仕事にどのように生かしているかを教えていただきました。

大学時代の履修や資格取得について具体的に教えてくれた青木さん

講演後には、(株)nobitel人事部の田吹氏による会社説明を挟み、学生との質疑応答がスタート。

(株)nobitelで新卒採用を担当されている田吹氏

「人間科学部で得た知識が働く中で役立った経験は?」「将来の夢がわからない時はまず何をやればいい?」「部活やサークルと就職活動の両立の仕方は?」など様々な質問が上がり、お二人から一つひとつ丁寧にご回答いただきました。

卒業後も、専門の資格取得や知識・技術を磨くための勉強を続けているという2人の講演に、学生たちからは「挑戦することの大切さを知った」「仕事に対する向上心の高さを感じて格好いいなと思った」「授業の一つひとつを大切にしたい」「就職活動に向けて早めに計画を立て、行動に移そうと思う」といった感想が。
就職活動や今後の学生生活へのヒントはもちろん、コミュニケーション力や発表のスタイルが参考になった、との声も多く聞かれました。