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教育・研究

英コミ

社会的課題と現代アートの関連性を議論する。グロコミ学部「社会・文化ゼミ」の学外研修&発表会

英コミ

2023.07.19

英語コミュニケーション学科「社会・文化ゼミ」(加藤恵理専任講師)にて、「現代アートを通して、社会的イシューを考える」をテーマに学外研修とワークショップを実施。
森美術館でキュレーターの白木栄世氏から支援を受けて、芸術作品を鑑賞し、後日グループごとに発表を行いました。

加藤ゼミでは、学生が個人的な関心と社会的問題との繋がりを探り、その問題について既にどのような議論があるのかを調査・考察しています。
社会問題解決に向けてできることを考え、それを人に伝える力を養うことを目指しており、今回は森美術館で、社会問題と向き合って発信してきたアーティストについて学びました。

現代アートと社会問題のつながりを探る今回のテーマに対し、3チームに分かれたゼミ生たちは、事前にそれぞれ関心を持ったニュース記事を1つ選定。
その後、6/23(金)に森美術館開館20周年記念展覧会「ワールド・クラスルーム」を鑑賞し、各々が選んだニュース記事と関連性を持つと感じた作品を選び、“どんな関連性があるか”“2つの題材からどんな問いが見出せるか”について、チームごとに考察しました。

森美術館で作品を鑑賞するゼミ生

7/7(金)には、各チームがアート作品とニュースの関連性について、グループでの考察を発表。
「性的マイノリティ差別に抗うこと」「障がい者の“がい”とは」「税収の時代・社会による変化」といった社会的イシューについて、学生の考えや意見を発表しました。

さらに、発表グループがゼミ全体に対して問いを投げかけ、社会的課題の解釈について互いの意見を交わしつつ、議論を深める場面も。

ゼミ生とディスカッションする加藤専任講師(写真右)

ニュース記事と現代アートを関連付けて考察し、社会的課題を新たな視点で見つめる学びの機会となりました。