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教育・研究
ニュース番組の舞台裏を体験!八塩ゼミがテレビ東京本社で「昼サテ」の放送現場を見学
2023.08.18
7/31(月)、現代経営学部「マーケティングとメディア研究ゼミ」(八塩圭子教授)が、株式会社テレビ東京の本社(六本木スタジオ)を訪問。
ニュース番組「昼サテ」の本番をはじめ、報道番組とテレビ局の舞台裏を見学しました。

八塩教授(前列)とゼミ生たち
現代経営学部では、テレビ東京の経済動画サービス「テレ東BIZ」※を動画教材として使用しています。
また、八塩圭子教授が長年にわたって同局アナウンサーを務めていたというご縁もあり、今回は配信ビジネス局配信ビジネスセンターの宮﨑氏、丸山氏らのご案内で「昼サテ」の本番前~本番にかけての社内を見学しました。

映像や音声の切り替えを行うサブ室

「昼サテ」スタッフがイントネーションについて打合せする様子も目撃
ニュース番組本番中のスタジオやサブ室も見学し、学生からは「本番前の緊張感は背筋が伸びるほどピリピリしていて、生放送という現場の臨場感をすごく感じた」という声が。
「CM中の短い時間にも、アナウンサーが改めて(原稿の)確認や読む練習などをしていることが印象的でした」「ディレクターの的確な指示とタイムキーパーが印象に残りました」と、作り手側の努力を実感したという声も多く聞かれました。

本番終了直後のスタジオでアナウンサーの目線を体験するゼミ生たち
見学後には、アナウンサー本人から「暴風」のイントネーションについてのお話を伺ったり、「昼サテのスタジオにヘルメットが多数置かれているのはなぜか」(A. Jアラートや災害発生時などにアナウンサーが着用して緊急情報を伝えるためのもの。防災グッズの配備としてだけでなく、避難を呼びかける際などに視聴者への「伝わり方」なども考慮している)、といった疑問にお答えいただいたりと、現場見学ならではの質疑応答も行われました。
そのほか、放送用のスタジオに隣接したWeb配信用のスタジオでは、実際にアナウンサー役とスイッチャー役に分かれて原稿読みやカメラの切り替え、背景の合成なども体験。


さらに、バラエティ番組の小道具が置かれた倉庫や、人気番組「おはスタ」のスタジオも見学させていただきました。


「おはスタ」のセットでは「小学生時代によく見ていた!」とテンションが上がる学生も
見学を終えた学生たちからは、「画面の切り替えのタイミング、音声の調節、使う映像なども考えられており、どの職場にも必要とされるコミュニケーションが全体的に出ていると肌で感じることができた」(3年男子)、「多くの人が様々な形で『伝える』ことに関わっていると感じ、多くの方が関わっているおかげで、私たち視聴者は安心して情報を受け取ることができるのだと感じた」(4年女子)といった感想が。
「これから番組を視聴する際に、様々な人が関わっているんだなと、(番組の)背景まで考察できるようになった」という声も聞かれ、テレビの見方や「伝える」というメディアの役割、現場で必要とされるチームワークについて、生の学びが得られる貴重な機会となりました。
※テレ東BIZ…「WBS」「ガイアの夜明け」など、テレビ東京、BSテレビ東京の人気経済番組や、ニュースの背景を深堀りするオリジナル動画など、6万本以上を配信する日本最大級の経済動画配信サービス。