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震災から12年、今も活動し続ける人の想いとは。岩手県大槌町での学外研修に向けた事前学習を実施

地域間連携,人間科学

2023.08.21

人間科学部の科目 「地域創造演習・人間社会演習」(宮園久栄教授)では、「東日本大震災から10年を経て、地域の再生を動かしたもの」をテーマに、9/8(金)・9(土)に岩手県大槌町での学外研修を実施します。
それに先立ち、7/31(月)に事前学習が行われました。

今回の学外研修では震災で甚大な被害をうけた大槌町を実際に訪れ、地域再生に取り組み続けている人たちへのインタビューを実施。現地でなければ得られない情報や知見を得て、地域活性化に関する理解を深めるとともに、学生自身が地域のためにできることや役割について考えることを目的としています。

7/31(月)の事前学習では、まず今回の研修の意味を理解することを目的として、当時のテレビや新聞での報道について動画などを視聴し、あの日、大槌で起こったこと、そして震災後の地域復興の取り組みや、それに携わる人たちの思いについて学びました。

また、学外研修においてインタビューにご協力いただく、一般社団法人おらが大槌夢広場の神谷未生代表理事、大槌町で復興食堂を経営されていた岩間敬子氏とオンラインで交流。
学生たちがひとりずつ自己紹介をするとともに、大槌町でどんなことを学び、感じたいか、といった研修に向けた意気込みを神谷氏、岩間氏に伝えました。

神谷氏からは「インターネットで調べれば、大槌についてたくさんの情報が出てくると思いますが、先入観を持たずに、まっさらな状態で大槌を感じて知ってもらうことも大切だと思います」と研修に向けてのアドバイスが。
画面越しではありますが、和気あいあいとした雰囲気の中で交流を深め、研修への期待感を高める機会となりました。

その後学生たちは、インタビューの対象や内容についてグループワークを実施。
質問内容をまとめ、研修への準備を整えました。