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都内観光地をバスで巡る「ツアーコンダクター」資格の実地研修開催報告

キャリア

2023.09.08

東洋学園大学では、観光業界へのキャリア支援の一環として、観光ビジネス系の資格取得講座の受講を推奨しています。

8/31(木)、2022年11月と2023年2月に「国内旅程管理主任者」(ツアーコンダクター)資格試験に合格した在学生26名が、実際のバスツアーに沿って行われる実地研修に参加。
実際のはとバスツアーを貸し切って都内有名観光地を巡り、講師指導のもとツアーコンダクターの仕事を体験しました。

今回、実地研修として採用されたツアーは、東京スカイツリー、浅草観音や仲見世、東京タワーといった都内でも人気の高い観光名所を巡るもの。
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルでの昼食も含まれ、人が多い場所で旅程を管理するための工夫や、観光客への声掛け、安全配慮などを細かく学ぶことを目的に実施されました。
今回の実地研修参加者は、旅行業界での就職を目指す際に「国内旅程管理主任者(添乗経験済)」と履歴書に記載し、面接で伝えることが可能。
さらに旅行会社等への就職後には、日本国内の添乗業務を行うことができます。

当日の行程表

ツアー開始前、各観光名所での誘導役や観光客役といった役割を決めた受講生たち。
出発時には、誘導役の受講生に従ってバスに乗車し、定刻どおりに東洋学園大学を出発しました。

はとバスに乗車する学生たち

バス乗車後は、ツアーコンダクターと観光客の立場を交互に体験。
お客様への挨拶、各観光地における集合時間の確認、点呼、人数確認、締めの挨拶などを経験しました。
実際にバスガイドとして働いている方や各観光施設で働いている方からもレクチャーいただきました。

講師よりツアー開始の挨拶のレクチャーを受けるグロコミ学部4年の千月維真さん

プロのバスガイドによる観光案内を間近で見学

研修当日の気温は35度を超えており、観光客の体調への配慮なども学ぶことができた様子。

プロのガイドから暑い季節ならではの気遣いを学ぶ

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルにてビュフェランチを堪能する受講生

ランチ終了後、集合場所にて講師と一緒に人数確認する現代経営学部3年の小林呼鼓さん

最終観光地である東京タワーから解散場所である東京駅に向かう道中では、受講生全員が1日の感想を発表する場面も。
バスツアー自体が初めての体験という受講生が多い中、「今までとは違う視点で観光地などを見ることができた」という一言も聞かれました。

最終観光地「東京タワー」にて説明を受ける受講生

バスツアー解散直前の挨拶をする人間科学部2年の仲村拓真さん

次回の実地研修は、秋学期終了後の1月下旬に開催予定です。

ツアーコンダクター実地研修に参加した小林呼鼓さんのコメント:
「実際にはとバスに乗って観光地を巡るツアー形式で、充実した一日を過ごせました。また、添乗員さんのお仕事を体験させていただき、参加している数十人の人へ届くようにはっきりと大きな声で誘導出来るよう緊張していましたが頑張りました。私は旅行が好きなので、各地を巡る添乗員さんのお仕事が、資格講座や実地研修を経て今までより深く知れてとても魅力的に思えました。今後添乗員さんとしてお仕事することを見据えることの出来るとても良い経験でした」